ロボットカフェ、AI_SCAPE(川崎重工)体験記
前から気になっていた
ロボットカフェに遂に先日行ってきました。
羽田イノベーションシティにある
川崎重工さんが運営するロボットカフェです。
とてもおもしろかったので、ロボットについての考察や感想について書いていこうと思います。
以下、メモ
ロボットの動きとしては、上のyoutubeを見ていただきたい。
ミートソースのパスタを頼んだ。
パスタはレンチン。
レンジのボタンもロボット君が押してた。
ミートソースはパウチに入っていて、お湯であっためるプロトコル。
パウチはお湯に入れる工程は青いもので持っている。つかむのではなく、空気で吸う形で持っているらしい。(現地の川崎重工の方が教えてくれた)
パウチを切るときは、手のユニットがつけ変わって、掴むタイプに変わる。
それでお皿に投入。
野菜の皿の中にドレッシングが入っているチューブも一緒に入っていた。チューブみたいな細かいものはこのロボットでは扱えないのだろう。
スプーンと箸はそれぞれでは扱うことができないから(推測)、まとめて箱型の形のものに梱包して、その箱をロボットに運ばせている。
現状のロボットだと、スプーンと箸をそれぞれ別で持つことができない
から、(推測)、まとめて箱型の形のものに梱包して、その箱をロボットに運ばせているのだろう。
次に配膳。
普段人が運んでくれる接客が当たり前になっているので、とても遅いなと感じた。
お盆は置くときの衝撃を抑えるために、樹脂?がついている。
基本手は一本ずつしか使っていないから、手一本でいいのではと思った。(ただこのニョッキー君はハンド付け替えることによって色々なことができるからやはり腕は2本必要なんだと思う。)
お盆のへりの形とニョッキーくんの手の形は、かなり試行錯誤したのだろうなと思った。
机に置くときの動きがまだ不安定。机に対して限りなく平行にお盆を置けることは、人間の素晴らしく器用な腕の動きによってなせる業なのだと感じた。
最後にドリンクサーバユニットの動画。バーコードでどのドリンクを注文したか識別する。紙を潰さないように掴めている。
ハンドの素材とか掴み方とかの模索は苦労したのだろうなと推測。こぼれないようにほとんど傾けないようにして最後移動させているのもすごいなと思った。
ドリンクサーバーユニットでかすぎて、
普通の飲食店に導入するのはまだ現実的ではないかなーと思った。
全体的な感想
・現時点では、ロボットがやるより人がやった方がはやい
・飲食店という形にすることで、大量サンプルを捌いてエラー率などが検証できるのはとてもよいと思った
・ロボットカフェはロボット自体がエンタメという価値になってるから良いなと思った
・全自動化が本格的に導入されるまでの道のりは長そう
・人間はすごい
・全自動にしようとすると、とにかく広いスペースが必要になる
・全自動に拘らず、「ここはヒトがやる」と決めればスピードは上がる気がした
・途中でハンドユニットを変えているのはおもしろいと思った。
・人間はすごい
料理動画、配膳動画
もし僕が撮った動画も見たい方は連絡いただければと思います。(店内の川崎重工の方が動画撮りやすい位置に案内してくれて、とても優しかった。)
(おまけ)
ニョッキー君、ハンドの形いっぱい持ってる。そりゃそうか。
https://www.youtube.com/watch?v=hmT3XGjTs4s
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