2018 5/3 レディプレーヤー1 鑑賞
2018 5/3 レディープレーヤー1
スティーブンスピルバーグ監督
観てきました!
2045年の話で、
VRのゲームである「OASIS」というゲームが大流行しているという設定です。
ドローンでピザを届けたり、家の形が現在のものとは違ったり
2045年はこんな世界になっているのかなと
想像させるようなシーンから映画が始まります。
SF映画ではありますが、全然あり得る世界が描かれていたので、非常に映画に入り込みやすかったです。
この映画で、
スピルバーグ監督が伝えたかった事は、
確かにVRが発達してきて、想像出来ることはすべて叶えられるようになってくるだろう。
しかし、その気持ちのいい世界だけにいたのでは、人生で何も得る事は出来ない。
いくらVRが発達して、向き合いたくない現実に向き合わなくてもいい世界が実現したとしても
人と人との関係、辛い事や苦しい事、
これらの現実を生きるんだ。
そうすることで初めて「生きる」ということが出来る。
ということだと僕は思いました。
実際
「現実しか現実ではない」というニュアンスの言葉(多分”Reality is the only thing that is real")がこの映画の最後の台詞でした。
人類に対してとても壮大な問題提起をした映画だと言えると思います。
ガンダムやメカゴジラやキングコングやバットマン
など過去の様々な名作のキャラクターがVRゲーム「OASIS」の中でこれでもかというぐらい出てきて
子供の頃に戻ったような気分で楽しめ、
これから現実と仮想の境界が溶けていったら、世界はどうなっていくのだろうと
大人として生きるということも真剣に考えられる。
そんな振り幅の広い映画です。
本当に面白かった。
劇場で観たほうが迫力があると思いますので、
ぜひ劇場に足を運んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?