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展覧会コンテンツ①:語りのワーク
今回の展覧会で1日に2回、「わたしのふるさと/わたしの大切な場所」というテーマを二人一組で話し、相手の語りを聞いた人が、「わたしのふるさと/大切な場所は……、」という主語を第一人称にしてお互いにテキストに書き起こし、朗読をするという『語りのワーク』を予定していました。
私自身このワークを行うまで「わたしのふるさと」を全く知らない人に話したことがなく、写真などの視覚情報もない中でイメージを共有するにはどう話すと伝わるか苦労しました。しかし、私の話をもとにペアの人がテキストに起こして私の話を朗読してもらった時に、自分の話なのに、少し離れた位置から話しを見つめ直すことができ、今まで気づかなかったふるさとへの思いを実感することができました。
会期中は、来場者の皆さんの語りを聞けると楽しみにしていたのですが、会場ではできなくなってしまい残念に思っています。しかし、語りのワークは二人いるとできて、比較的簡単なため、皆さんも友人や恋人とぜひ挑戦してみてください。
以下、展覧会会場キャプションより
〇語りのワーク
これは「わたしのふるさと/わたしの大切な場所」というテーマを2人1組で話し、相手の語りを、聞いた人が「わたしのふるさと/大切な場所は……、」という主語を第一人称にしてお互いにテキストを書き起こし、朗読するワークです(お近くのパネルをご覧ください)。
語りのワークを毎日13時・15時から行います。
(12日(土)・15日(火)はてつがくカフェ開催の為、13時のみとさせていただきます) 11月のワークショップ時に展覧会スタッフが作成した語りのワークで朗読されたテキストを展示しております。
また、語りのワークで参加者の方がつくったテキストも同様に展示していきます。
テキスト:S.Y(展覧会スタッフ)