基本政策1: 誰もが使いやすいITシステムを


「システムを作らせる技術 エンジニアではないあなたへ」という書籍があり、大変好評とのことです。リンク先の紹介文がとてもわかりやすいので、是非ともご一読いただければ幸いです。

よく「行政システムが使いにくい」という声を聞きますが、システム開発とは、そもそも「専門家に任せておけば成功する」ようなものでは決してありません。同じ物作りである「住宅建築」とは勝手がずいぶんと異なります。

必要なことは次の2点です。
① ベンダーに任せきりにせず、発注者も積極的に関わる姿勢
② システム開発に対する一定の理解

  • 工数/スケジュールの見極め

  • 技術選定(メンテナンスしやすいか、過度に先進的でなく十分な歴史があるか、等)

  • 非機能要件を含めた要件定義(セキュリティなど、機能以外に満たすべき項目)

  • システム利用者が主に市民の方々想定となるため、業務フローに対する理解が十分にあること

  • 想定外の状況に対してスピード感を持って対処できること(システムは時折、明後日の方向に作られていきます。住宅では「作った壁を壊す」ようなことはそうあるものではありません。1日も早く気がつき、リカバリーできることが皆さまの税金を適切に使用することにつながります)

いずれも、必ず予算配分と密接に関わる箇所であり、議員がこれらに精通していることは、IT化推進の成功確率を格段に高めます。

【想定する取り組み例】

  • 一問一答形式で窓口や、対象給付金がわかるアプリケーション

    • 引っ越してきた日

    • 年齢

    • 結婚の有無

    • 子どもの有無/学年

    • 在住地域

  • フリーペーパー的役割のメディアサイト

    • 船橋市内の個人店のお知らせまとめ

  • 災害情報の通知 など

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