できるのに、出来ない。このストレスは半端ない。
こんにちは。
20代女性柔道整復師のしばすちゃんです。
「いざ、開業!!…って開業できない?!」
接骨院を開業する準備は満タンのはずが、
”ある一つの研修”を受けていないだけで開業ができなくなってしまうという接骨院を経営するための決まりなのです。
それがよく聞く【施術管理者研修】です。
募集期間や、会場などが決められているため、
早め早めに決めておかないと逃してしまいます。
タイミングを逃してしまう方は結構いるみたいです。
この研修で目の前の接骨院開業が叶わなくなってしまうのは
非常に勿体無いです。
施術管理者研修について学びつつ
条件も確認していきましょう!
施術管理者研修について
施術管理者研修とは
道整復療養費の支給申請や良質な施術を、
患者さんに対して提供できるために設けている研修。
研修によって身につけた知識が管理柔道整復師としての能力をさす。
施術管理者研修を受けていないと、
開業しようと考えた時に管理柔道整復師になれない為、
要件をクリアしたら予め施術管理者研修を終わらせておくのがおすすめ。
開業準備をする上で
早めに終わらせておきたいところ。
制度の概要と目的
管理柔道整復師の方を対象に、
2018年4月1日から施術管理者研修の受講が必須になった。
近年では制度が始まる前に国家資格を取得している方にとっては、
管理柔道整復師や施術管理者研修がどのようなものなのか、
積極的に周知されていないのが現実。
確かに私もわからなかった。
研修行ってきた〜という先生の話を聞くだけで
内容などは全く把握していなかった。
施術管理者研修は社会保障審議会医療保険部会柔道整復療養検討専門委員会が、平成29年3月27日付で「施術管理者の要件について」発令。
新たに柔道整復師の施術に係る、療養費の受領委任を取扱う施術管理者になるために、
実務経験だけではなく、研修の受講を要件として決めた。
施術管理者は、適切に柔道整復療養費の支給申請を行う必要があり、患者さんに質の高い施術を提供できるようにすることを目的としている。
主催は、公益財団法人柔道整復研修試験財団。
施術管理者研修の申込方法
ここが1番わかっておきたいところ。
申込は公益財団法人柔道整復研修試験財団が行っている。
ウェブサイトで必要書類を揃えた上で申し込みをすること。
申し込みは下記から。
⭐︎実施時期
土日及び祝日に実施。
年間のスケジュールを柔道整復研修試験財団の方で記載済。
⭐︎受講期間と時間
連続した2日間で、休憩をはさみながら合計16時間実施。
管理柔道整復師になるための条件
【実務経験がないとなれない】
実務経験を積んだあとは、施術管理者になる事が出来る。
施術管理者になるにあたって要件が変更になったり、取得した後も勤務年数の要件が変更になる事がある。
整骨院で働くにあたって、2024年(令和5年)4月から、
実務経験年数が2年から3年に変更になった。
管理者研修を正しく受けていないと、保険請求ができず、
返戻になってしまうという事もあるので、
詳しく確認しておくことが大事。
通常の柔道整復師よりも役割を担っている管理柔道整復師ですが、
管理者になるためには2つの条件。
実務経験について
実務経験とはその名の通り、
整骨院・接骨院で柔道整復師として実際に施術に携わっていた経験が有るか無いかのを指している。そして、その実務を証明する必要がある。
届け出をするタイミングによって必要となる実務経験期間が異なる。
証明方法にも決まりがあり、まずは実務経験期間証明書という専用の様式を使って、実務経験を積んだ証明をしなければならない。
実務経験は離職や転職をしていたとしても問題ない。。累計での期間が対象。
注意点としては、柔道整復師として従事する時に、必ず管轄の保健所へ柔道整復師登録の届け出をすること。
万が一この登録が漏れてしまっていると、実務経験の証明ができない期間となってしまいますので注意。
働きました、という事実ではなく、
届けをして保健所に認められてからのスタートになる。
開業届もそうだったが、
届出を怠るとこれからの自分の道に影響が出るであろう。
いかがでしょうか。
いくら自分の気持ちや金銭的にも
開業する準備が整っていても
届出、報告等が一つでも漏れると
自分の夢である開業もすぐできなくなってしまう現実があります。
開業すべき準備を
最初にリストに出すのもいいかもしれませんね。
何かわからないことがあるなら、ネットで調べるよりまずはわかる人たちに頼る。
その頼りで味方になってくれるはずです。
また書きます!🙂↕️
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