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失敗は”する”ことも、”知ること”も大事。
こんにちは。
20代女性柔道整復師のしばすちゃんです。
【過去、こういう失敗したんだよね〜、だから大丈夫だよ】
何かに挑戦するときに
上司は失敗談を話して緊張をほぐしてくれていたのを覚えています。
でも実際、失敗談を聞くとどう思いますか?
私は”不安”になってしまうかもしれません。
失敗談ばかり聞くと
「自分もそうなるんじゃないか」って想像してしまうと思います。
でも失敗例を聞いておくと
心の準備はできるのは確かです。
「あ、これいってたやつね?」
って心構えができるので、頭の片隅に入れておくのはいいかも?
一参考として、全国統合医療協会のコラムを読んで
心構えも作っておきましょう!
接骨院の廃業率
・開業後数年間で廃業する接骨院は非常に多い
2020年からコロナ禍は廃業に追い込まれる接骨院が増えた間接的な原因になった。
外出自粛要請による来院の減少や、接骨院を利用する頻度が多い高齢者の方が罹患・死亡により、接骨院の売上減少が起こったためもあるそう。
そもそも、接骨院の廃業率が高いとされる背景には、柔道整復師の資格保有者や接骨院開業数の増加がある。
接骨院を利用する方が大きく増えているわけではないため
接骨院業界は供給過多によって市場が飽和している状態。
今では接骨院はそこらじゅうにあるイメージ。
商店街などは特に、歩けば2、3店舗当たり前にあるイメージ。
でもその分、店舗で人の波は差があるな、と。
そこは自院の個性と、色を出すのは相当大事なのはわかる。
接骨院のよくある失敗事例
あくまで参考でいいのだが
知っている、知っていないだと、だいぶ変わってくるので
紹介をしていく。
⭐︎十分な資金を確保できずに失敗したケース
開業に必要な店舗・リースの費用や開業後の運転資金を十分に確保しなかったケース。
あとは特に開業直後は安定的な収益が出せるとは限らないため、
運転資金の準備が必要になる。
開業後の運転資金が不足すると家賃や人件費の支払いが滞り
経営を軌道に乗せられない。
⭐︎工事や届出が間に合わず失敗したケース
「院内の工事が終わってない」
「開業届など、届出が間に合わなかった」
というケースでは
開業予定日に接骨院の開業ができません
開業日が遅れるほど想定していた収益額を達成しにくくなり、
開業前に行っていた集客の効果も薄れるため、経営が失敗しやすくなる。
⭐︎集客を怠り人が集まらず失敗したケース
接骨院を開業しても、お客さんが来してくれなければ
売上を作れない。
接骨院を開けば自然とお客さんが集まるだろうと勘違いし、
集客を怠った結果、来院数が伸びずに廃業に追い込まれるケースがある。
⭐︎近隣に競合他院ができて失敗したケース
近隣に競合院ができると今までの自院を利用していたお客さんが他院に写って売上が減少し、
経営が危うくなるケースもある。
来院者数が安定していて経営も軌道に乗っていると思っていても
近隣に開業した競合他院の動向には注意すること。
接骨院の開業に失敗する根本的な原因5選
なんで失敗するんだろう
って思う時も少なからずあると思う。
その問題は表面ではなく、奥深い根本のところに問題があるかも?
これもいち参考として読んでみてください。
・需要が少ないエリアを選んでいる
接骨院を開業する際は
「店舗のエリア選び」が重要。
店舗の場所としてお客さんの需要が少ないエリアを選んでいると
売上を伸ばしにくくなって廃業の可能性が高くなる。
集客のための広告費も多くかかり
経営にかかるコストが大きくなる。
確かに、接骨院を開けばいいってものではない。
・競合院が多い
→選ばれるために、工夫に時間をかけなければいけない。
・地域の人口が少ない
→人通りが多いほど知ってもらえる、見てもらえる機会は増える。
まずは知ってもらわないと意味がない。
・人通りが少なく、目立たない場所にある
→これも同様で、まずは知ってもらうためには見てもらうことも大事。
・公共機関でのアクセス性が悪い
→行く道が分かりづらかったりすると行くのがめんどくさいっていう思考が勝ってしまいそう。このストレスはいらないストレス。
・集客の仕組みを適切に構築できていない
接骨院の経営には集客が必要でありお客さんの来院を待っているだけなどの「何もしていない」状態では来院者数を増やせない。
ただしここで注意!
例えば、SNSによる情報発信に力を入れていても、
SNSを利用しない高齢者が多いエリアでは集客効果を見込みにくい。
反対に、SNSの利用頻度が多い中~若年層が多いエリアでは、SNS運用を行わないと顧客の獲得機会を損失する。
自院の客層に合った集客方法が計画できているかを確認すること。
・技術が足りてない
お客さんは施術による身体の改善を目的として来院しているため、
施術者の技術力が足りていないと顧客満足度を高めらない。
お客さんのリピーター化が図れなくなり、安定的な経営が難しくなる。
また特定の施術について高い技術力を持っていても、接骨院の施術コンセプトやに合っていない場合がある。
特定の顧客ニーズに適した自費メニューの導入も効果的!
・顧客に適したサービスは提供できていない
接骨院が顧客に適したサービスを提供できていないことも
開業が失敗する原因の一つ。
顧客に適したサービスとは
人気の施術メニューや店舗利用のシステムなどを指す。
使いやすい予約システムでもニーズが高いサービスの例。
特定の雇用ニーズに適用した自費メニューの導入も効果的。
・サービス業としての視点が足りてない
接骨院を成功させるには
施術の提供だけでなく、お客さんが快適に利用できる体制づくりが必要。
集客力や技術サービスの内容がどれほど優れていても
院内に清潔さがなかったり、質の悪い接客を行っていたりすれば、顧客離れにつながる。
⭐︎対策、ポイント
・顧客の分析を行う。
お客さんのニーズがどこにあるのか、
それがわかれば集客方法や提供すべきサービスの満足度や改善点についてアンケートをとるとニーズを簡単に把握できる。
・競合と差別化を図る
接骨院は競合他院との競争が激しいため
競合とサービス内容などの点で差別化を図ること。
いかがでしょうか?
でも、読んでみるとそこまで難しいことはないですよね?
開業に必要なことを
順を追って準備していくことで失敗も怖くないし、
なんなら、失敗を失敗と感じないかもしれません。
失敗というか、経験って捉え方になって
経験値が上がっていくことに
楽しみが増えるかもしれません。
その共有もいろんな人と共有してみてはいかがですか?
全国統合医療協会の方々なら共感の嵐かも?
また書きます。