富士 御殿場蒸留所に思いをはせながらの、FUJIFILM X-T5
値上げの告知に誘われるがまま、購入したのが、シングルモルトとグレーンの各1本。
お酒って、飲むだけじゃなくて、飲み物として辿った歴史や、作り方などを知ると、味以外にも面白みが増します。
シングルモルトとグレーンでは、同じウィスキーですが、原材料や蒸留の方法に違いが有ります。
ウィスキーの原酒、特に蒸留したばかりのアルコールは、無色透明。木製の樽に詰め替えてから貯蔵することで、樽の香りや着色、アルコール度数の変化など、樽ごとのキャラクターが備わっていきます。
最後は、ブレンダーが幾つかの樽の原酒の選択し、ブレンドの割合を決めて一つの製品となる。
日本酒も、酒米や麹、杜氏のキャラクター、そして、酒蔵に長年住みついた菌などで、味が変わるのがご存じの通り。ただし、日本酒は、酒米の精米率や麹、醸造アルコールの添加の有無等で、ブレンドはしないよね。
撮影しながら気が付いたのですが、ウィスキーの瓶底、お洒落ですよね。
さりげなくウィスキーの生い立ちを語りかけて来ている様で、なかなかニクイ洒落た演出です。
私のウィスキーの飲み方は、年々、ビールやレモンサワーなど量を飲むことが減り、少量をたしなむ程度で十分満足できるんです。
おススメな飲み方は、少量の水を足して香りを引き出してから、と謳っていますが、オンザロック、グラスに氷を突っ込んで、注いだ時に融けた水で割るのが好き。
ハイボールに飽きたら、富士 御殿場蒸留所のウィスキーは、口当たりが優しくて香りが良く、おススメです。
実は、上の写真で、箱とウィスキーを、撮影ボックスで撮ったのですが、無茶苦茶ダサくて、商品カタログに無機質な写真を載せているような、情けない状況になりました。
屋外の日の当たる場所で、いろんなアングルを試してみて、妥協できる写真となりました。
やはり、写真は、背景と光の加減が重要だと、再認識させていただいた良い体験です。
因みに撮影に使用したのは、R6MarkⅡとEF50㎜ F1.4 USM。
EFレンズは、まだまだ現役です。