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スピードライト 430EX III-RTを購入まで悩んだ。

前振りのつもりで書いたEL-100と90EXの続きです。
430EX Ⅱの不具合については、現在も調査中でして根本的な原因が分かれば公開したいと考えている。
この時節に、430EX III-RTを選んだ経緯を記録しておきます。
CANONは、R3から搭載したマルチアクセサリシューを、R6MarkⅡにも搭載しており、EL-5との組み合わせで高度な制御が可能となるのが特徴。EL-5は、GN60とEL-1と同様の光量があるので予算的に魅力的なストロボです。将来的には、CANONのアクセサリシューは、マルチの端子に統合されていくような予感もする。
ボディは、5DmarkⅣ、R6、R6MarkⅡがあり、5DmarkⅣにストロボが必要となると、EL-5が機能しないので、430EX III-RTが無難な選択になる。

430EX III-RT

430EX III-RTの選択は、現在のボディの全てに活用が出来るので、ボディとの組み合わせで迷う事は無い。
EL-5と比較したポイントとして、バッテリーがある。430EX Ⅱは、単3電池4本なので、eneloop proを活用している。EL-5では、専用バッテリーとなり、単3電池の使用が出来ないため、当然eneloopも使用不可となる。あと、滅多に無いことだが、充電が切れた場合、単3電池だと現地で確保する事も可能である。一応、カメラのバッテリーの予備1個と、eneloopの単3電池4本の予備は、必ずカバンに入れてあるので、充電忘れなどが有るとかなり焦るかもしれない。

スピードライト 4兄弟

430EX III-RTに落ち着いたが、EL-5のGN60と約5万円台の価格は今でも魅力的でして、既存のアクセサリシューと共存できるのであれば、EL-5を選択していたかもしれない。まあ、GNが上がればその分、ストロボ自体も大きくなるので携帯性は悪くなる。
とすると、使用状況などを考慮して絞り込んでいくと、GN43の430EX III-RTが一番、現在の使い勝手に馴染みやすいのかもしれない。
最後に、ストロボが無くてもISOを上げれば良いんじゃない、とか、内臓ストロボのボディを選ぶ等々のお考えは、一理あります。
ですが、ストロボを使う事で、写真の出来栄えが変わるんです。バウンスとキャッチライトパネルを使用した室内の撮影は、自然な光の回り方を作れるので、一度味わうとストロボ無しの撮影は、考えられません。
EL-100は、バウンスに対応している安価な品ですので、1台あると日中シンクロからハイスピードシンクロまで使い込めます。

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