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RAWファイルの編集による演出についての考察 ➁

バナー画像は、モノクロで現像してみました。
モノクロは、いろいろ想像が膨らむので個人的には好きな編集です。
RAWファイルの現像の際にモノクロにすると、写真の使い方が限定されます。

6DMarkⅡ EF24-70mm f4L IS USM F4 1/50 ISO1000

撮影時の設定の状態で現像したのが上の写真です。もう少し全体が暗くても良いのですが、全体的に薄暗いと判断したらしく、カメラの露出は、プラス側に動いたみたいです。ちなみに、6DMarkⅡ EF24-70mm f4L IS USMは、CANONの試用モニターに応募したら、貸出に当たりました。5DMarkⅣのサブ機を検討していましたが、6DMarkⅡには、心惹かれるモノが有りませんでした。
WBと明るさを調整したのがこちら。

6DMarkⅡ EF24-70mm f4L IS USM F4 1/50 ISO1000

暗部を暗めに落とし込んで、遊歩道が林を抜けた先には、明るい広場がある雰囲気を狙ってます。
上部の2枚の写真を見ると、どちらも間違いではなく、忠実に被写体を再現してくれていますが、撮って出しと編集後では、雰囲気が違います。
noteで、いろいろ現像について調べましたが十人十色と言うところでして、明快な回答がありません。
ただ、一件の記事で、RAWファイルの編集は、「化粧」と言う表現を見つけました。
これって、なかなか的を得たような、理解し易い表現です。
「化粧」については、日常的な行為となっており、出会いから交際が始まって、ある日突然、「すっぴん」を拝む日が来た暁には、好意を寄せた異性に向けて、対応に困ることは無いだろうか。
そんなことを考えると、紅葉を観光の中心にとらえて、過剰な演出による紅葉の編集写真を批判されても、紅葉の風景は日毎に変化するだろし、天候にも左右されます。
画像次第で空は「青く」、「赤」だって映える編集は可能です。
ちなみに、蔵王の樹氷やスキー場の綺麗な景色は、天候次第なので、スキーツアーの旅行案内用写真を真に受ける人は少ないですよね。

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