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山賀新年。2025も山口スポーツを楽しもう

あけましておめでとうございます。2024年が過ぎ去り、2025年が訪れました。今年はどんなスポーツの年になるでしょうか。新年早々山口県のスポーツパーソンたちが頑張っていますので、ここで今年応援したい山口県のスポーツ競技をご紹介したいと思います。

陸上競技

まずは長距離、ニューイヤー駅伝に出場している武田薬品の光工場陸上部。なんでもフルタイム勤務の上で陸上の練習をしているという、純然たるアマチュアチームですが、元日から感動を与えてくれました。

もうひとつ長距離といえば、ユニクロ女子陸上部ですね。山口市の本社近くに練習場があるそうです。MGC出場選手やアジア陸上代表選手など、そうそうたるメンバーで頑張っています。元は丸久の女子陸上部を引き継いだというストーリーも胸熱です。

高校年代では、やはり西京高校の陸上部が注目されます。県内最強、年末の高校駅伝まで、各校で切磋琢磨して、青春を謳歌してほしいです。

そして、1/2-3で開催される箱根駅伝。関東学連の大会ということで、前回100回記念大会を除いて、山口県の大学が出場することはありませんが、山口県の高校を卒業したランナーたちもたくさん出場しています。

サッカー

大晦日の選手権2回戦で、優勝候補の青森山田を破った高川学園高校サッカー部。3年前の準決勝のリベンジ達成です。0-6からのというところに、少しシンパシーを感じます。強豪の連続でしょうが、高川旋風で行けるところまで行ってほしいですね。

そしてはじめてプロクラブの登場ですが、レノファ山口FC。今年は志垣体制2年目、選手も予想外に多く入れ替わって、勝負の年になるでしょう。バンディエラの池上選手の更新も発表され、キャンプでどうまとまっていくのか、期待の1年です。

同クラブ内の女子チーム、レノファ山口FCレディースにも今年は注目です。地元出身の元日本代表、田中陽子選手の凱旋加入で、昨年大きく盛り上がったレノファレディースが、さらに一段と成長を加速します。

サッカーからの派生競技、というか5人制室内制サッカーのフットサルにも注目しましょう。女子1部リーグにあたるFリーグ女子に所属するミネルバ宇部、今年も最下位と苦戦していますが、全国の競合と対戦する試合にはもっと目を向けて良いと思います。

バスケットボール

もう一つのプロクラブ、山口パッツファイブは現在シーズンまっさかり。勝てばイーブンの天王山を落としてからの5連敗。今シーズンは2026年からの2部B.ONEリーグへの加入がかかる大事なシーズン。みんなで応援して夢の舞台に押し上げましょう。

そしてクラブチームの雄が、毎年天皇杯に出場している山口クラブ。天皇杯では山口県代表として出場し、例年パッツファイブと同じ高さまで勝ち上がっています。まだ対戦経験はないそうで、年1回くらい山口スーパーカップあったら見てみたいですね。

山口県の高校バスケは激戦区。ウィンターカップやインターハイも、どこが出場するかまったくわからない、どの高校にもチャンスがある舞台です。三遠ネオフェニックスの佐々木選手を輩出した豊浦高校が一歩抜けていますが、タレントが早期流出しないよう強豪校には頑張ってほしいです。

社会人女子チームの笠戸ブレイブスターズにも注目。4部にあたる女子西日本SB2リーグで戦っています。日立製作所の女子バスケットボール部からクラブチーム化して初年度で、新しい環境で一生懸命活動しています。

バレーボール

バスケが年末なら、年始に盛り上がるのがバレーボール。春高バレーは新春の風物詩となっています。男子はバレーでは新興の高川学園が10連覇中、女子では圧倒的な実績を誇る誠英が35年連続45回目の戦いに挑みます。2年前のファイナリストとして期待大。1/5は見逃さないようにしましょう。

バドミントン

柳井商工と西京銀行のがんばりで、着実にファンを増やしている山口県のバドミントン。県外から来た選手も就職の場があることで定着でき、いまや山口県のお家芸に。スポーツの成長には、学校と企業の連携が必要で、それを体現している好事例、これからもますます盛り上がってほしいです。

ハンドボール

山口県東部で親しまれたハンドボール。私の母校徳山高校にも、総体アベック優勝の記念碑があり、2学期の体育はずっとハンドボールだった思い出が。最近は岩国工が強いようです。社会人では山口銀行のYMGUTSが2部であるチャレンジディビジョンに所属しながら、全国大会等に精力的に活動しています。

柔道

どこが強いというわけではないと思いますが、地元出身者がときどきオリンピックで金メダルを獲るという謎競技です。私も小学生の時やっていましたが、当時は体が細く無段です。ちなみに、漫画「もういっぽん!」の村岡ユウ先生も山口県出身ですね。

野球

そういえば、みなさん大好きな野球を忘れていました。下関で試合がある北九州下関フェニックスは要注目です。昨シーズンは九州アジアリーグを優勝。今年の開幕は北九州で3/15(土)、下関開幕は3/29(土)です。そういえば先日堀江氏に会って、何か連携しようという話をしました。

山口県をルーツとする横浜DeNAベイスターズは、昨年26年ぶり3度目の日本一に輝きました。お隣のカープもソフトバンクもいいですが、林兼商店の実業団チームとして1929年に創立、セリーグに加盟した1950年から5年間を山口県で戦った前身を忘れずに応援しても良いかもしれません。

以上、たくさんの組織がスポーツに取り組み、結果的に山口県を盛り上げています。高体連各種目はもう少しウェブに力を入れても良さそうですが、もっともっと応援することで、応援しやすい環境ができてくると、より楽しくなるのではないでしょうか。

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