介護とは、相手が「生きていてよかった」と感じられる瞬間の創造だ
「介護」って聞くと、あんまりいいイメージがないですよね。
私も以前はそうでした。
「介護」という言葉に対して、どことなく暗いイメージを持っていて、できればあまり関わらないでいたいと考えていました。
でも親の介護をするようになって、そのイメージはガラッと変わりました。
もちろん大変なことは多いです。
思うようにいかないこと、大変なことは山ほどあります。
今後のことを考えると、なんとも言えない不安に押しつぶされそうになることもあります。
それでも私は介護を通して、「親のために何かしらの役に立っている」という実感を得ることができています。
親が楽しく生活ができるよう、できるだけ快適に過ごせるように自分に何ができるかを考え、行動に移すことは、大変ではありますが喜びもあります。
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先日読んだ本にこんな一節がありました。
私は親の介護をするようになってまだ日が浅く、介護の本当の苦労をまだ知らない身ではあります。
だから、考えが甘いという批判はごもっともだと思います。
それでも、親に「生きていてよかった」と感じてもらえるよう、どうしたらいいかを考え実現に向けて努力することで、これまでの人生では味わえなかった喜びを得ることができています。
これからのことを考えると不安になることも多いですが、1日1日自分にできることをコツコツとやっていきたいと思います。