見出し画像

ゴッドファーザー(許すまじNetflix字幕 その1)

Netflix でゴッドファーザー1&2が見られる。
12の年からのゴッドファーザーヲタの私には日本語字幕が許せないレベル。
英オリジナル➡️独語字幕はほぼ問題ないのにねえ…。

冒頭の結婚式のシーン。
子飼いの殺し屋、ルカ・ブラージがドンに面会を求めている。
結婚式に招ばれたお礼を言い、ご祝儀も新郎新婦にではなく、ドンに渡したいらしい。
コンシリオーリのトムが、
「ルカがどうしても面会したいと。」
と言うと、
ドンは「それ、必要か?」と聞く。
ルカはめでたい日に対面で会いたい人間ではないらしい。
その気持ちが、「どうしてもか?」「必要か?」に現れている。
邦訳では、「何の用だ?」オイ!

長男のソニーが殺されて、ドンは葬儀屋ボナセッラを呼ぶ。
オリジナルで、「彼の母親に、とてもコレは見せられない。」が、邦訳では「これじゃ母親が惨めだ。」
いかんいかーん❗️
主語は母親じゃなく、ドン。
ドンが、この状態の息子を奥さんに見せたくないの!
だって、自分の稼業のせいだものね。

パート2で若きヴィトが町の顔役ファヌッチと取り引きしに行く。有名な台詞「相手が断れない提案をする。」が「嫌とは言わせない。」
part1では「文句は言わせない」になってたな。
結局、嫌とは言わせないんだけど、キモは「提案をする。」という言い方。
否定形で話さない、ということ。

何十回目かの視聴は、ほぼアラ探しになってます。

いいなと思ったら応援しよう!