ヨーコ・オノの前衛芸術「リンゴ」と壊れゆく違法駐車の車
古い作品だが、ヨーコ・オノの『Apple』ご存知ですか？
ヨーコ・オノはジョン・レノンの奥さんとしてしか知らない？
アクリルの台にグラニースミス種のリンゴ🍏が一つ載っている作品。
それだけ。
展示している間に、リンゴは萎んで行く。
ピカピカ✨の緑のりんごに出会える人もいれば、
「コレ何？」なモノがアクリル台に乗っかっているのに遭遇する人もいる。
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我が家から仕事場に行く道に、一台の車が違法駐車している。
厳密には違法とは言えないのだが、そこを車で通る人は違法と感じている。
ご覧の通り、通りは車が二台、十分に行き違える幅がある。
そして、白線の外側には、左右ともに悠々車が駐車できる土の部分がある。(写真右下の白い車をご覧ください。道の幅がわかるでしょう？)
さて、件の車はどのように駐車しているか？
通りの白線にまたがるように、というか真上に駐車しているのだ❗️
そうすると、そこの部分は車が行き違えないことになる。
そこまで車通りが多い通りではないが、対向車が通り過ぎるのを待たねばならないことも増えてきた。
「一体、誰が、何故⁉️」
と思ったのは私だけではないらしい。
ある日、その車の通り側の腹部に軽く(しかし長い)傷が付いているではないか。
「あ、怒り💢が抑えられない人にやられたな。」
次に通ると、ワイパーに紙が挟んである。
近寄ってみると(わざわざ車から降りて見に行った。ヒマ人か？)「線の外側に駐車して下さい。」と書いてある。
一応丁寧語で、Bitte(お願いする時使う)が付いていた。
それでも、その車は頑なに線の上に停めてある。
しばらくすると、運転手の乗車ドアの上に張り紙が。
今度は、「こんな風に停めるヤツはいない！」と読めた。
かなり乱暴な言葉遣いになっている。
ひょっと思ったのは、この人ここに駐車したまま長期お出かけしてるのでは？
自分の車に起こったことをご存じない？
しかし、通行を邪魔され、怒り💢がますます燃え上がっちゃった誰かさんは、遂にとんでもない行為に及んでしまった。
なんと、サイドミラーを破壊したのだ。
ぶつけて傷つける、なんてもんじゃない。
ネジ切ってしまったのだ❗️
地面にはサイドミラーがポテンと落ちていて、サイドミラーが付いていた場所からは黒い電気ケーブルがタランと垂れている。🥲
さすがにコレはないだろう、と横目で見ながら通ること数日、遂にその車は姿を消した。
さらに1週間くらい経った頃、なんと同じ場所に同じ車が鎮座ましましている‼️
落っこちていたサイドミラーはまた元通りにくっつけられ、前と同じく線をはみ出して。(それも以前よりさらに10cmほど余計に❗️)
コレはもう故意でしかない。
リアウィンドウの内側には、「微笑みを忘れずに。カメラで撮ってるよ。」と書かれた紙が。
車の持ち主の反撃だ。
数日後、またサイドミラーが落っことされ、フロントグラスが割られていた…😳
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不謹慎であるが、この1ヶ月、着々と姿を変える車をみて、ヨーコ・オノのAppleを思い出した次第である。
まあ、車の方は自然の摂理ではなく、単に破壊行為をこうむったわけだが…
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この車が停まっている道からちょっと入ったところに同僚が住んでいる。
「あの車、見た？」と聞くと、「あれはプロテストなのよ。」と教えてくれた。
なんでも、車の持ち主はそこに住んでいて、日頃からあの道を過剰なスピードで飛ばす車を苦々しく思っていた。
それで、スピードを出せないよう、障害物(車)を置いた、と言うのだ。
その結果、車は満身創痍。
ホカのやり方は無かったのか〜⁉️
ほら、こういうの(ダミー)置いておくとか。
クリスマス前で忙しくてストレス溜まっているのかもしれないけど、両者とも勘弁して欲しい。
次は刃傷沙汰かと思うと怖いんですけど。😓