見出し画像

大きな中国・小さな日本(地図を見る楽しみ その2)

中国はすごく広い国だと思っていた。
いや、実際広いことは広いが、地形を見ると案外住める場所が少ないことに気づいた。
山地、丘陵地がかなりの部分を占め、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠も抱えている。

可住地面積は、全体の30%しかない。
人口分布図(下図)を見ても、東部の海岸と大河のほとりに集中していて、山岳地帯に至っては1平方kmに1人以下❗️
東京っ子の私からしたら寂しい😞…

1km平米あたりの人口

飛行機から見下ろしたことがある人なら、日本が山だらけなのに驚くだろう。
下の写真は、山陰山陽地方。
延々と山が連なり、河口や川沿いにやっと小規模の町(村)がある。


ヨーロッパからの帰国便は、ウクライナ戦争の前はシベリア上空を通って北から日本に入っていたが、今では南回りで、本州上を西から東に横断する。
山ばかり‼️
あ、でかい町!
と思うと、大阪だったり名古屋だったりで、その次にビル群が見えるのは関東平野なのだった。
日本列島の真ん中には背骨のように山脈が走る。日本の可住地面積も、中国と同様、国土の30%ほど。

中国の国土は日本の約26倍。
しかし人口も10倍以上。

日中どちらの混み様も甚だしく、人は縦に重なり合って暮らす。

国土交通省、デベロッパーの跳躍を許してばかりいないでなんとかせい!



いいなと思ったら応援しよう!