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個人情報 緩かった…(遠い目)
昔むかし、小学校に入ると、クラス単位の連絡網や全校生徒の住所、電話番号掲載の学校名簿をもらった。
上の写真をご覧ください。
手塚治虫「火の鳥 復活編」昭和47年発行(B5版)の裏面です。
虫プロ商事の住所、電話番号が明記されていますね。
これは虫プロ商事という会社組織で、まあ出版社。
集英社とか講談社と思えば不思議はない。
しかし❗️
漫画家の先生の自宅の住所が単行本のカバーの袖(折り返し部分)に書かれていることもあったのです‼️
私は中学3年から高校1年にかけて、「ワイルド7」にハマっていました。
望月三起也先生の大ヒット作です。
テーマは、私的制裁。
法で裁けない悪人をワイルド7というアウトローの寄せ集めがやっつけるという、今も昔も大変好まれるテーマですね。
バイクや車がわんさか出て来るアクションものです。
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「ワイルド7」のカバー袖には、しっかり先生のお宅の住所が。
ワイルド・ラブ💖の私はどうしたか?
ファンレターを出したか?
いいえ🙂↔️、突撃おウチ訪問をしてしまったのです。(シーン…。)
怖い?
先生のお宅は横浜にありました。
住所を頼りに地図で最寄り駅を調べ、高校の午後の授業をサボって参りましたよ。
午後の授業が終わってからじゃあ、暗くなって探しづらいからです。
Google mapsの無い時代です。
先生のお家は高台にある豪邸で、併設の仕事場で先生にお会いしたことは一度もありませんでした。😓
住み込みのアシスタントさんが常時4〜5人。
グルンっと丸⭕️だけが鉛筆で描かれたところに、アシスタントの皆さんは資料を元に車やバイクを描いているのでした。
悪い人が悪いことに使ったり、ストーカーが窓の下に立っている、なんてことが、そこまで問題視されていなかった激ユルの時代のお話です。