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ドイツのレストランで恥ずかしーい思いをしたこと

ずいぶん前のこと、日本から来た撮影チームのアテンドをしたことがある。

総勢7〜8人(全員男性)だったか。

仕事が終わり、打ち上げにみんなでレストランに行った。

おのおのにメニューが配られる。

まず、皆さんメニューを精査なさいませんね。

飲み物だって、カクテル、ビール、ワイン、ノンアルコール等々色々ある。

メニューが読めないとしても、説明を求めない。(なんのためのアテンド?)
一人がビール(これだって何種類もある)に決めると、残りは皆、「俺もー」と仰る。

興味ないんかい?

注文する。
注文を受ける方は楽に違いない。
全部一緒だもんね。

次は料理。
コース料理もアラカルトもある。
前菜からデザートまで何ページもある。

これも一人が決めた肉料理に「俺もー」と右へならえである。

ドイツでは普通、メニューをじっくり見てゆっくり決めるから、店の者もすぐには来ない。

日本人たちは焦れる。
で、腕を高々あげ、指を鳴らし、大声で「お〜い!」と呼ぶ。

ううう…勘弁してくれー🫣

普通、そろそろ決まったかなーという頃、ウェイターは来てくれる。
来なかったら、手を小さくあげて合図する。

大声で呼んだりしないし、指をパチンパチン鳴らすなんてしない。
すっごい下品。

知らなかったんだからしょうがない!と開き直る?
慣れない場所に行ったら、文化の違う場所に行ったら、周りを見回さないのか?
他の人たちはどうしているのかなー、って思わないの?
日本でだって、学生とかが行く居酒屋でギリギリ🆗の振る舞いではありませんか⁉️

また別の話。

日本の某大学教授がドイツに仕事で来た。
知り合いの知り合いくらいの関係があったので拙宅に招待することになった。

「何を飲まれますか?」と聞く。
ビール数種類、ワインも赤白あった。
スペイン産、フランス産、ドイツ産と揃っている。
ウイスキー、ジン、ウォッカもあるし、焼酎、日本酒も揃っている。(うちは皆酒飲み)

教授は「何でもいいんですよ、私は。」と仰る。
「何でも美味しく頂きますが、どうしようかな?」とか、
「うーん、決められないなあ。お勧めは?」
とかじゃない。
なんでもいい、と来た。

「今日はお食事は⚪️⚪️などを用意したので、お酒は🟡か🔴が合うと思うんですが、せっかくドイツに来たんだからと仰るなら🟢もありですが?」
と水を向けると、

「いや、何でもいいんですよ。」チーン…

若くて経験が無いなら許す。
それでも、
「何がお勧めですか?」とか「これこれは飲めないのですが、じゃあ、🔴を試してみようかな?」
など言い様があるだろう。

いい年した(50代)のオッサンが、こんな人間の練れてない受け答えしかできないのか?
これが大学教授?
若い学生と、このデンで付き合ってるわけ?
ドイツ来るのだって初めてじゃないんでしょう❓
短期間住んだこともあるんでしょう⁉️

私見であるが、日本は、サラリーマン世代の男性が格好良くなったら、すごく変わると思うんだけど…


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