TENSYOKU アラフィフ・女性・専門性ない
つい先日、転職しました。
わーい。
3重苦(若くない・男性でない・専門職でない)でもイケる時代
自慢ではないが、ITエンジニアとして活躍したこともなければ、国家資格の一つも保持してない。また、営業職でもない。
そのため、客観的な評価が難しい。
しかも、アラフィフ独身バツイチ女だ。
なんだけど、年収あげられた。
そして、福利厚生が非常に手厚く、いきなり倒産する可能性が低い企業へ転職できた。
つまり、私のなかではステップアップできたといってよい転職となった。
なぜステップアップできたか
今回転職できた要因は、いくつかあるとは思う。
大きくは、①時代の変化 ②マインドセット ③人との出会い
①時代の変化
これは、多くの人が享受していると思う。
いわゆるダイバーシティ推進だ。
今までマイノリティーだと、目指す土俵にすら立てなかったのだが、社会が(メディアが、かな)D&IだとかDEIだとか言い出してくれたお陰で土俵にあがることができるようになった。
つまり、年齢やジェンダーで、書類選考から落とされることが圧倒的に少なくなったと肌で感じる。
リーマンショックの時、ちょうど派遣社員をしていたのだが、なんと派遣社員全員雇用止め。仕事内容や金銭的な条件を大幅に下げたにも関わらず、全く箸にも棒にも引っかからなかったことがある。
あれはつらかった・・・しかも、スーパーブラック企業にうっかり就職して2か月で辞めたりもした。
でも、今は違う。
これまでの経験が評価されたのかもしれないが、圧倒的に書類選考をパスする割合が増えたのだ。
時代に感謝している。
②マインドセット
これまで、全く転職する気がなかったが、去年離婚して、いよいよおひとり様人生が確定した。つまり、貧乏でも励ましあう相手がいればなんとか生きることはできただろうが、まったくもって一人ぼっちのため、どうしても安定した会社の後ろ盾が欲しくなったのだ。
どうしても、欲しくなった。本当に。すんごい不安で。
なので、絶対に転職してやる、という強い志が生まれたのだ。
それまでは、福利厚生のとても薄い、そして、役割が変わっても全く給料があがらない会社で「なんやか言って、慣れた人たちの間で、毎月決まったお金が入ってくるからいいか」とか思っていた。
でも、不安が勝った。
人間、なんとしても!!!という強い思いが芽生えたとき、ものすごい知恵もわいてくる。
そもそも自己肯定感が低いというか、人と比較しがち(しかもネガティブ)な私が、自分のキャリアをある程度輝くように見せられるようになったのだ。
このマインドセットの変化で以下ができるようになった。
納得できる、転職先の条件軸ができた
本気で英会話に取り組めた(外資も視野に入っていたので)
書類選考で落ちてもいちいち落ち込まずに、私がいくべき場所でなかったと割り切れるようになった
みなさん当たり前にできていることが、今まではできなかった。
その現実が、「こんな歳なのに・・」と落ち込み具合にさらに拍車をかけ、自信喪失の加速度をあげていた。
自分を認められずして、他者からなかなか認められることは難しい。
人事担当者だって、ある程度人数こなしていれば、見抜けるもんだと思う。
なので、このマインドセットの変化というものは非常にでかい。
受身ではかなわないことだしね。