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新形態の気象ビジネス提案1 〜気象×マンションMaaS〜

毎朝の通勤、普段は家から駅まで歩いて行くのに、雨降りだったらタクシーで行きたいと思ったことはありませんか?
でもそんなときは、タクシーもフル稼働でなかなか捕まらない。
タクシーアプリで呼んでも、なかなかマッチングせずヤキモキ、時間だけが過ぎて行く…

と、同じこと考えながら同じタイミングでタクシーアプリ操作している人が同じマンションにたくさんいるはずです!
なので、
【雨が降ると同じマンション住民同士のタクシー相乗りを提案してくれるサービス】
というのはどうでしょう?
というか、私は確実にこのサービスが欲しいです!!!

例えば、住民向けマンション管理アプリにタクシー相乗り提案機能を付け、これに毎朝家を出るターゲット時刻を登録しておくと、その時刻に雨が降る見込みであれば、タクシー相乗り希望者を募る機能が立ち上がり、集まった利用者とタクシーとをマッチングするという仕組みです。

ポイントは、利用者側からニーズが起こるのでなく、付近で雨が降っている、もしくは雨雲が近づいているというのをトリガーにして、アプリ側から相乗りを提案してくれる。
つまり、
”気象がサービスを起動するスイッチの役割を担っている”
というのが気象ビジネスたらしめる肝です。

この気象ビジネスが提供してくれる価値は、
マンション住民へは、安く早く濡れずに駅まで行けることです。
タクシー会社へは、雨降りの時はこのシステムを導入しているマンション近くに車を待機させておけば、機会損失なく効率的に稼動することができることです。
マンションデベロッパーへは、安価で快適な移動手段をオンデマンドで提供するサービスと提携しているというウリを打ち出せることです。

実装方法のイメージは、高解像度降水ナウキャストデータ等を活用し、マンションの位置と予測降水域との位置関係から、タクシー相乗り提案の起動を判断します。


以上、気象ビジネスアイデアをテーマにしたnote第一弾でした。

こんな感じで、これまでの気象情報を売るというビジネスではなくて、

利用者にサービスを届けるところまでサービス事業者と連携するという『新形態の気象ビジネス』に拘り、
“気象をトリガーにして、気象変化をスイッチにして、サービスを起動させる”

という仕組みのアイデアを中心に、これから披露していきたいと思います。

一緒に共創いただけるパートナー企業様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!

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