自分が動き続けることが、チームの原動力【2月14日のFumiya週報】

少し久しぶりの更新です。
というのも、Fumiya自身がコロナでしばらくダウンしていました。
今は隔離期間も明け、快復しています！
この3週間を振り返ると、いつもとは違うFumiyaの姿がありました。

Fumiyaプロフィール
1995年生まれ。静岡県浜松市出身。俳優、歌手、タレント、Youtuberとして、フィリピンを拠点にマルチに活動し、メディアなどでは「フィリピンで1番有名な日本人」と呼ばれている。”ソーシャルメディアクリエイター”とも称され、SNS総フォロワー数は500万人超え。現在はM.S.LAB代表として、日本とフィリピンの架け橋になるため活動中。

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コロナで何もできない10日間

ーーもう体調は大丈夫なの？

もうほぼ大丈夫。熱とか痛みとかは完全になくなったけど、まだ咳だけちょっと残ってる感じ。
でも隔離期間中はしっかりダウンしてしんどかった。

ーーそれはつらかったね...。隔離期間中はどういう風に過ごしてたの？

もう何もできなかったね。
最初は、「隔離中もできることをやって動いてやろう！」と意気込んでたけど、実際は何もできなかった。
「今自分がやってることって本当にいいことなのかな？」って怖くなってしまうくらい、何も仕事のことを考えられなくて、それ以外のことも何もできなくて、結局ずっと暇でぐるぐる考えることしかできなかった。
やっぱり自分は、外に出られない、人に会えないってなると本当にダメになるなっていうのを実感した。太陽の光を浴びれないから、セロトニンも分泌されないし。

暇つぶしでずっと映画を観てたもん。今日は映画の感想しか話すことがないかもしれない（笑）

人を動かすなら、まずは自分が動く

ーーいつものFumiyaくんと全然違う！（笑）そうしたら、会社の事業はさすがに一旦ストップしていたの？

そうだね。ほぼストップせざるを得なかった。
今回感じたのは、メンバーがいるとはいえ、自分が止まると全てが止まるということ。自分が走り続けていることがチーム全体の原動力になっていることを実感した。

ここ最近、反省したことがあるんだよね。昔はYouTubeを必死でやってたけど、今はその当時ほどの情熱を持ってやっていないなっていうことに気がついて。
昔は自分で編集していたし、1日1本っていうノルマを自分に課して追い込んでやってた。今は編集を人に任せていて、無理のない本数で更新しているけど、それだとどこか”他人事”みたいになっちゃうんだよね。
やっぱり自分自身が誰よりも情熱やこだわりを持って最先端で動き続けていないと、人を動かせるような人間にはなれないと感じた。
「人を動かしたいならまず自分が動け」っていうのを学んだかな。

もともと今年は発信を頑張ろうと思ってはいたけど、久しぶりに自分で編集したりもしていて、「改めて原点に戻るような気持ちで徹底的にやっていこう、自分が一番動こう」っていうことを決意した。

愛される店を作るために

ーーカフェのオープンに向けてまた動き始めているの？

動き始めてます！隔離されて何もできなかった状態から家に戻れて、健康でいられる喜び、外に出られる喜び、行動できる喜びを逆に強烈に感じていて、今まで以上に「行動してやるぞ！」って加速しているくらい。

ちょっと予定より遅れてはしまうけど、3月中のオープンを目指して、今はメニューを開発したりオペレーションを考えたりしているところ。どんな風に接客をするのかとか。
ゼロから作っているからなんのルールもなくて、ルール作りをしていかないといけない。

ただ、マニュアル通りのお店にはしたくないなと思ってる。
愛される店にしたいんだよね。

近所のカフェで、すごく地元の人から愛されているお店があって、そこの店主の女性に話を聞いたの。
彼女は20席くらいのお店を1人で回していて、しかも3人の子育て中でもある。
実際に見てたら回ってないなと思うこともあるんだけど、常連のお客さんたちはそれを責めたりはせず、「〇〇さん、大丈夫ー？」って言って笑っていて、和やかな雰囲気なんだよね。それを見て、すごく愛されているお店だと感じた。
彼女の話が参考になって長時間話し込んじゃったんだけど、「1杯のコーヒーで3時間も滞在するお客さんもいるけど、別にいいのよ。気に入ってくれればそれで嬉しいから」って言ってて。聞いてみたらその長居するお客さんはWebデザイナーで、「カフェのホームページをタダで作らせてください」って言ってくれたらしい。
それを聞いて、「見返りを求めず自然とギブできる人は、自ずとみんなに愛されるし、もっと大きなものを手に入れるんだろうな」って感じたんだよね。

だから、自分たちのカフェもそれくらい愛される店にしたい。
そのためには働くスタッフ全員が、マニュアル通りに動くのではなく、アルバイトの子も「ここは自分のお店だ」と思ってお客様のことを第一に考えた接客を自発的にできるようにしたい、そういう場所にしていきたいなと思った。

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FumiyaのSNS
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取材・文：伊藤真莉