28.なぜ?なぜ?なぜ?
今回は仕事上大事にしていることをシェアします。
なぜ?
仕事をしているうえで、提案する場があるとします。
このサービスを入れたいと提案するとした時に、それがそのままOKが出て入れることになることはないかなと思います。
なぜこのサービスを入れるのか、なぜ他のサービスではだめなのか、なぜ自分の会社なのか全部説明したうえで相手に納得、理解してもらう必要があります。
1タスクについてもそうです。
なぜこのタスクが必要なのか、なぜこのタスクはここまで時間がかかるのか、なぜこのタスクは優先度が高いのか説明できることが必要です。
そこで、説明できないのであれば、相手のニーズを理解していないのか、相手を考えずに自分のやりたいことを優先してしまっているのではないかと考えてしまいます。(少なくとも自分はそう見えます。)
自分が仕事をしていた時に、「細部に神が宿る」というワードを聞いたことがあります。
今のことは細かいことかもしれないですが、それでも大事なことなのです。
資料作成においても、なぜこの表が必要なのか、なぜこのフォントサイズなのか、なぜこのワードを入れるのか、なぜページを分けたのかとレビュー時に聞かれたことがあります。
そんなところまで見ないかもしれないですが、ここで大事なのはすべてに意図があるということです。
この表は相手に比較対象を見せてこの方法を採択していただくようにする意図がある、このフォントサイズが大きいのは相手に大事だと思わせて印象付ける意図がある、このワードは他のワードを入れると誤った理解に繋がってしまうのでそれを避ける意図がある、ページを分けないと可読性が下がり本当に伝えたいことが伝わらない可能性があるのでそれを避ける意図があるのようにすべてに意図を持ちます。
なんとなく資料を作成すると、相手にそれが伝わってしまいます。
僕の周りにいた仕事ができる人はこういうこだわりを持っている人が多かったです。
僕もマネしてやってみていましたが、これをやってよかったところは自分でしっかり考えたものと結果を出している人の考えるものとの違いを知ることができることです。
1年目の僕の出すものと何年もやっている人との間では経験の差もあり、クオリティが違います。
その差を早くに埋めるためにはその人の考え方を知ってしまった方が早いです。
自分はこう考えたけど、先輩はどう考えますかと聞いてこれはこうした方がいい、なぜならこうだからと聞いて理解してしまった方がすぐにそれを自分に取り入れることができます。
最近は自分もその考え方が身に付き、レビューする時にはなんでこうしたのか聞くようにしています。
それを聞くと自分との考え方とのすり合わせができるのと同時にそれを顧客に伝える場にいるとした時に事前共有ができているからこそフォローがしやすいのです。
仕事をするうえでも同じ会社でチームであるので、自分は関係ないとは言えないです。
その会社の看板を背負っているという意識を持つことが大事に感じます。
まとめ
今回は僕が仕事をするうえで大事にしていることをシェアしました。
なぜなぜなぜと考えることは大事ですべてに意図があります。
なんとなくそうしたとしても、そこには必ずその人の意図があります。
よくわからなかった、時間がなかった等いろいろあります。
そこを聞いたうえでどう変えるべきかを判断して、チームとして成果を出さなければ会社全体の利益に影響が出ます。
顧客に対してもなぜそれをしようと思っているのかと聞くと、それよりもこっちの方がより良いと思いますと最善の提案ができ、喜ばれる仕事に繋がります。
なぜなぜなぜという癖付けは一生の宝物になると確信しています。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。