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2024.01.30(火)視野
夕方に某社の一次面接があった。オンライン。幸い、この日は仕事が落ち着いていたので30分前からなんとなく気持ちを整え始めた。
先日、先方に提出した企画の課題に自分なりに手応えはあった。褒められるか、逆に酷評されるか、いずれにしても何らかのリアクションが面接の中であるんじゃないか。事前に採用担当者から送られてきたメールも柔らかめだったし、けっこう自分は歓迎されてるんじゃないかーーそんな期待があった。この面接の後、おそらく俺の自己肯定感は爆上がりするだろう、そんな妄想までしていた。
果たして、面接は思いのほか硬めの雰囲気で始まった。1対6。オンラインとはいえ、いやオンラインだからなのか、目の前にずらっと面接官が並ぶとそれだけで圧を感じる。実際の職場も硬いのか、それとも一人ひとりはそうでもないのか、オンラインなので今ひとつ判断がつかないが、実際に話してみると前者に近いかもしれない。
想定外の進行と質問の連続に、たじたじ・カミカミになった。心なしか、採用担当の方ががっかりしているようにも見えなくない。当人のくせなのか、顔がつねに10度くらい傾いているからだ。
例えば、俺が志望動機の中で言った「視野を広げたい」という文言について、「なぜ広げたいと思ったのか?」。年末の1社目でも掘り下げられて上手く答えられなかった問いかけ。なのに、今回も返答に窮してしまった。明らかな準備不足。というより、自己分析不足。面接の中で何度も同じことを言ってしまう。思考の幅の狭さを露呈してしまった。
もしかして俺は、視野を広げたくないのか? 現状から逃げ出したいだけなのか? 視野を広げることに理由なんか要る? 1社しか相手にしていない、しかも特化と言えるほど案件がたくさんあるわけでもない。うーん、これをいえばよかったのかな。いずれにせよ、「視野を広げる」のくだりは今後削ろうかと思っている。
そのほか、顧客への提案を突き返された場合どう対応してきたか、やりたい業務・やりたくない業務は何か、いま関心を持っているビジネストレンドは何かなどを問われた。抽象的なことを言うと、「もっと具体的に知りたいのですが」と掘り下げられる。ただ俺は、考えながら話すのが苦手なのである。そこをマイナスと捉えられたなら、仕方ない。
ちなみに、課題については触れられず、肩透かしを食らった感じ。これから見るのかもしれない。