
2024.01.24(水)リモート叱責
ここ2日間、一次面接を控えている某社から課された課題に取り組んでいた。普段の仕事とはだいぶ毛色の違う、でも自由度の高いお題に初めは(どうしたもんかなあ、浮かんでこねえなあ)と若干呆然としたが、いざ取り組んでみるとこれが結構面白い。肉体的には疲れ気味だったが精神的には漲っていて、2日連続で22時から3時まで没頭してしまった。2日連続で寝坊してしまい、家族には迷惑をかけた。
現職では企画提案の仕事がときどきある。が、ずっと同じ担当者相手であること、自由度が低いこと、提案しても喜ばれたり面白がられたりすることはまずないこと、そもそも自分自身が企画考案を楽しめていないことから、自分には向いていないと思っていた。おそらく提案相手や対象ジャンルとの相性って意外と大きい。
今回の課題は楽しかった。実際の仕事で提案相手からポジティブなリアクションが返ってきたら、より楽しめるだろう。ただ、どうしても逆の残像が記憶に蓄積されており、それが苦手意識を醸成しちゃったように思う。
先日はひさびさにオンラインの全社員ミーティングに参加。その中である社員と業務スケジュールについてちょっとしたやりとりがあったのだが、それを上司が聞き咎め、俺に苦言を呈した。苦言にはつねに怒気が乗っかっている。もはや俺の一挙手一投足、一言一句が気になって、文句を言わずに入れないらしい。遠い昔、学生時代に何かと俺を見下していた知人が2人いたが、あの感じに似ている。
自分の社内でのプレゼンスが低下しているというか、居場所がなくなりつつあるのを感じる。「新規案件が入ったときにおまえをアサインしにくい」と言われたことがあるし、厄介者扱いされている気配を感じる。自分本位に捉えれば、会社から大事にされていないのではないか、とも思う。
そして裏ではこうして新天地に飛ぶための活動を続けている。俺の被害妄想かもしれないが、こう思っている同僚もいるんじゃないか。ーーあいつに転職なんてできるわけない。あいつに価値を認める会社なんて、クリエイティブ業界にあるわけない。
自分を見下してきた人への復讐。これが転職活動の1つの動機になっている。我ながら悲しいことだが、燃料になるならまあいいか。課題に取り組んでいる間、自己肯定感が蘇った気がした。