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父の日に寄せて

こんにちは!ファミリーサポーターのひろべーです。

今日は父の日ですね。あなたのお父さんはお元気ですか?

今日は父の日にちなんだお話をさせていただきますね。

私の父は65歳で亡くなりました。

死因は脳梗塞でした。
元々持病に不整脈があって、内服治療(血栓予防のためにワーファリンなど)をしていたんですが、朝洋式トイレで倒れているところを訪問してくださった看護師さんに発見されました。

その知らせを聞いて、すぐに運ばれた総合病院に向かったんですが(当時は車で片道2時間ほど) ついた時はかろうじて意識がありました。

少しだけ会話をしたと思うのですが、もう内容は覚えていません。おそらくうなづく程度のことだったと思います。

当時、県外に住んでいた兄や、同じく離れて暮らしている弟も駆けつけて、兄弟がそろったところで主治医から容態を聞きました。

結論から言うと、発見が遅かったため、生命の危険があると。
倒れてからどれぐらいたっていたのかは不明ですが、救急治療をしてもらったけと、この数日がヤマみたいなことを言われました。

そして呼吸が止まったときに、人工呼吸器をつけるかどうかの選択を問われました。

私は当時は専業主婦で働いていませんでしたが、それまでの病院勤めで呼吸器をつけた患者さんはよくみていました。

一度つけたらどうなるかと言うこともわかっています。

兄弟で話し合い、たとえ呼吸器をつけたところで、父は今の段階では治る見込みがないということ(検査結果、梗塞の範囲が広すぎた) このまま意識不明のままで、呼吸器をつけることが果たして父にとって最善の選択なのか…


3人が出した結論は


人工呼吸器はつけない


でした。

その時、私には年長児の長男と生後10ヶ月の次男を抱えていました。

うちでは寝たきりの義父(こちらは脳出血)を在宅でみていました。(もちろん介護保険は利用しています)

とても辛い選択でした。

父に申し訳ない気持ちでした。

それから数日後…

一度回復の兆しがあったようにも記憶していますが、

医師の説明の通り、最期の時を迎えました。

その呼吸が止まる最期の瞬間を兄と私はちょうど看取ることができました。


在宅で看取った祖母の最期の瞬間も、その場にいたのは兄と私でした。

弟はちょうど席を離れて帰っていく途中でした。


このあと、私はものすごく後悔をしました。

母の介護をしていた父をもっと労わればよかった。

毎日電話をしていたけれど、もっと早期発見ができなかったのか。
倒れた前夜、私は母と電話で話をしたけど、
父に代わってもらわなかった。などなど。


でもいくら言ったところで、すべては後のまつりです。

一寸先は闇とはよく言ったものです。

後悔しない生き方を。

今、私が義母を介護している夫のサポートをしているのは、この父の時と同じ後悔をしたくないと言う気持ちが前提になっています。

もう一つ付け加えると

父は私たちにこれ以上負担をかけたくないと考えてくれたのではないか。

私の勝手な解釈ですが、ふとそう思うこともあります。


息子たちが小さい頃は、おじいちゃんはどういう人であったかということを語り部していました。


父が亡くなってから、早いもので20年の月日が流れました。

父が空の上から、私たちを見守ってくれていると信じたいです。


今日は父の日

父の代わりに、夫のために時間を使おうと

今日は夫のリクエストに応えて

実家のゴミ集め作業にきています。

写真をネットに載せるなと、先に警告されているので


本当は写真を撮っていたのですが、夫の意志を尊重して、控えておきます。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏☺️






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