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フランスのグランドレベル活用と交通政策 / パリレポート第3編

 おはようございます。こちらはボルドーで2泊して、現在、TGVでフランスとスペインの国境の街、Hendaye(アンダイエ)に向かっています。そこから、電車に乗り換えて、スペインに入って、サンセバスチャンに向かっています。
 本日の午後にはサンセバスチャンを二日間、楽しみたいと思います。投稿する頃には恐らく、サンセバスチャンに着いて、楽しく滞在しているでしょう。

 ボルドーの街も楽しんできましたが、パリよりも建物が低く、のどかで伸び伸びとした雰囲気でした。個人的には、パリも良いけど、ボルドーは住みやすそうで、次回もボルドーにまた遊びにきたいと思いました。もちろん、まちづくり的にはパリは見どころ満載ですが、普通にゆったりと街を楽しみながら遊ぶのであれば、ボルドーだと思います。
 後ほど、パリについての部分で書きますが、パリの建物は7階建ぐらいの多いのに対して、ボルドーの旧市街地はほとんど4階建ての建物でした。

 そして、共通して言えるのが、グランドレベルの豊かさです。
 8年前にアメリカ、オレゴン州ポートランドにも行きましたが、グランドレベルの豊かさはフランスの方もかなり使いこなしているなーと思いました。
 本日は、そんなフランスのグランドレベル・沿道の活用について、コラムを書いていきたいと思います。


グランドレベルの徹底した賑わいづくり

 フランスの街を歩いていると、やはり目につくのが、圧倒的に豊かなグランドレベルです。
 まずは、一階の多くが飲食店が入っており、そのほとんどが通りに対して客席をオープンにして、とても賑わいを持ってお店を運営している点です。
 特に角地は大体、飲食店でその通りの賑わいを左右しているのでは?!と思うぐらい、賑わっています。恐らく、角地は賃料も高いでしょうし、最大限に稼ぐために外部空間も最大限に活用し、頑張っているのだと思います。

分かりやすく角地を撮ってみました。笑
パリらしく、高さも揃い、角地は飲食店!といった感じです。

 また、通りの特徴に合わせて、客席の取り方も異なっているようで、歩行者専用道路や自動車が走る歩道が小さい通り、歩道が大きい通りによって異なっていました。

 本日はそのいくつかをタイプ分けして、まとめたのでどうぞ読んでくださいね!

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今後も旅行中のコラムをアップしていきます!


歩行者専用道路の場合①

 本題に戻りまして、そもそもですが、日本と違って、歩行者専用道路がとても多く、街並みが整った通りがたくさんあります。
 僕が借りていたAirbnbの前の通りは歩行者専用道路ではなかったですが、セーヌ川に向かって歩いているうちに、途中から歩行者専用道路になっていきます。

最初から歩行者専用道路になっていたわけではなく、途中から歩行者専用道路になったようで、下の写真を見れば分かる通り、元々の歩道部分までが飲食店の席として利用できるようになっており、賑わっております。


歩行者専用道路の場合②

 下の写真の通りも歩行者専用道路になっていますが、元々の歩道部分まででもなく、ちょっとそれよりも利用されています。これは、はみ出してしまったのか?そこまで利用して良いのか?まぁ、そんなことは日本みたく厳密でなくファジーにやっているのか?は分かりませんが、いずれにしてもこのお店はではあるものの、実際の角地は緑地になっているからか、店の軒先から角地部分まで、かなり長い距離にわたって席を作れています。

 また、面白いのは、こんな道路上でもちゃんとナイフとフォークが事前にセットされていて、フランスらしさを感じさせます。笑

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