三浦大知 COLORLESSTOUR 2019〜2023 松山市民会館 に無事参加できた話
※三浦大知さんの歌とダンスが大好きで、ついに地元にやってきてくれると思ってから実現するまでに約2年半かかった話です。大知識人ではないのですが、あまりに感動したので思わず書きとめたくなりました。
初めてのチャレンジはコロナ禍前の2020年4月2日。たまたま聴いていたラジオからのお知らせ。大知くんが松山に来てくれる!電話応募受付開始!ドキドキしながら電話をかける。やった!繋がった!席取れた!
当時小6の息子と春休みに行くはずだった。…が、公演中止。チケットの払い戻しはせずに待つこと2年ちょい。2022年7月15日。(このときは前のチケットは使えなかったので新しくゲットしました。)開場前にグッズを買おうと並んでいたら…またもや公演中止。扉の向こうではみなさんが実現に向けてあれこれ手を尽くしていたことが伺える時間帯での発表に茫然としながらも静かに受け入れて帰宅。
そして2022年11月27日。ついにその時が来た。この長い待ち時間の間に出逢った藤井風さんのコンサート以来、約5か月ぶりの松山市民会館。本当なら風くんのコンサートの約2週間後に大知くんに会うはずだった。風くんのコンサートでは観客が風くんに歌ってほしい曲をリクエストカードに書いて出せたので、候補曲を考える中で地元のSuperflyさんの曲はどうかなと思っていた。でも、すぐ後に大知くんがそれぞれの場所にまつわるカバーをしてくれるらしいと知り、候補から外した。その私が聴きたい曲ドンピシャ「愛をこめて花束を」が聴けたのは感動だった。いや、もう最初から最後まで感動だった。
一曲目からもう最後の一曲ですかというほどの全力パフォーマンス。こちらも待ちに待っていたが、誰よりこの日を待っていたのは大知くんだったのだと感じた。その思いを受けてか観客もパフォーマーだなと感じるほどの一体感。大知くんのコンサートは初めてだったが、目の前のみなさんを見ながら手を叩く、腕を振る、タオル回す、飛び跳ねる…水分補給を必要とするほど動いていた。途中座ってしっとり耳を傾けるバラードタイムもあるが、人の心配をしている大知くんはずっと歌い続ける。本当にずーっと歌って踊って喋っていた。
大知くんといえばダンス。ダンサーズのみなさんは男性4人、女性2人。でも、踊ってる時はキレッキレで性別とかは関係ないんだなと感じた。風くんのMVやライブでもダンスを披露してくれたダンサーさんもいて嬉しい。特にShingo Okamotoさんは先月(2022年10月15・16日)のFujii Kaze LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE でもコレオグラファー&ダンスリーダーを務めるなど、引っ張りだこのお忙しい方だ。ダンサーさん、バンメンさん、スタッフさんのスケジュール調整も大変だろう。でも、みなさんがこの日を待ちわびて楽しんでくださってるのが伝わる紹介タイムも楽しかった。チームの結束の強さがうかがえます。年内に延期公演を実現してくれたことにも感動。浜松も来年の3月には実現しそうということで、どうか無事に開催されますようにと祈ります。
この2回の延期のおかげで、聴けなかったはずの曲を聴くことができたのも感動。「Backwards」の後転が生で観られた時は思わず声が出てしまった。朝ドラも観ていた「燦燦」で順光線を浴びながら歌う姿も素敵だった。他の曲も照明が本当にすばらしくて、夢の国に来たみたいな、人生のごほうびタイムみたいな非日常感に浸れた。これだけでももう期待をはるかに超えるステージだったのに、新曲「いつしか」まで歌ってくれた。ま、ちょっと期待はしてたけど。
あまりに全身全霊で歌い踊るので、ふとこのレベルのステージをあと何年観ることができるのだろうという思いが浮かぶ。歌い踊る姿が本当に楽しそうで、こちらも全力で応えたくなる。もちろん歌だけでもしっかり聴かせてくれる。一日でも長くこの姿が観られますようにと祈る。
「…みなさん、実はアンコールにもう入ってます」…普通は一度舞台袖に「拍手して呼んでね」みたいな感じではけていくんだろうけど、もうみなさん手いっぱい叩いてるでしょ、だからアンコールを呼ぶために叩く拍手はこれから歌う時にとっておいてください(みたいな感じ)という言葉にも感動。
終始感動して、帰り道で息子に何度「楽しかったね」と言ったことか。それ以外に言葉がなかった。感想をTwitterで呟くとたくさんの大知識人のみなさんが反応してくださるのも感動。当日会場にいる人も来られない人もみんなが思いを寄せているのも伝わって、宝物のような2時間半でした。関わった全てのみなさま、ありがとうございます。2年半待ったかいがありました。3回分のコンサートを体験したくらいの価値ある時間でした。
※2022/12/1 追記 浜松公演の振替日程決定、おめでとうございます。無事の開催を心からお祈りしています。