“Workin' Hard“から“Feelin' Go(o)d“へと繋がる物語
夏の連続投稿チャレンジにチャレンジしたものの、書きたいものが湧いてこない。おまけに体調不良で筆が止まっていた。ふと、藤井風さんの“Workin' Hard”と”Feelin' Go(o)d”のタイトルってキレイに韻を踏んでるなぁと思う。MVはどちらもMESS監督作品。MESS監督作品といえば、『まつり』と『花』が繋がっているなぁと感じたことを思い出した。 ”Workin' Hard”(以下W)と”Feelin' Go(o)d”(以下F)も比べてみたくなった。
どちらもプロデューサーがアメリカの方(WはDahiさん、FはA.G.Cookさん)。でも、Wは英語多めの歌詞、Fは全て日本語の歌詞。Wはバスケットボールワールドカップのテーマソングとしてのオファーを受けて作成。FはA.G.Cookさんとのセッションのために作成。Wはワールドカップを意識して英語を多めに歌詞に入れたのかな。Fは Republic Record と契約し、世界に発信される初シングル。全編日本語の歌詞にしてあるのが胸熱。
冒頭も対照的。スクラップされた鉄くずが転がる大地を踏みしめる足元から始まるWと、美しい月が輝く夜空から始まるF。どちらも音ハメでタイトルが出るけど、角ばった力強いWと、まんまるふわふわのF。
風くん(や私たち)が仲間(風くん含むみんな)に支えられながら日常を生きる姿を描くW、touristたち(私たち)がguide(風くん=私たちの心の中にいる神様?)に導かれて夢の国を旅するF。MVのサムネイルがWが風くん1人、Fはtouristのみんなとguideの風くんなのも対照的。
現実の世界は大変なことも多いけど、心の中に夢の国を持っておくと小さな幸せに気づくことができる。いつもがんばってるよと優しく寄り添ってくれるW、心に愛を感じることで毎日を楽しもうねと気づきをくれるF。藤井風さんの歌やMVには本当にたくさんの気づきがあり、幸せに気づける自分になれたことに感謝。
外に出ることを躊躇してしまうほどの猛暑だけど、その中でがんばっている皆さんのおかげで生きていられることへ感謝しながら、自分にできることをしていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?