見出し画像

Fujii Kaze LOVE ALL ARENA TOUR 福岡day2(2023/1/5) に無事参加できた話【ネタバレだらけ】

 年末年始、家族全員コロナ感染。病院も行けずひたすら薬を飲んで寝る。高熱と食欲不振よりもしんどかったのは全身の痛み。眠ることができずまさにのたうち回った。熱が下がると喉の激痛に苦しめられた。あと数日遅かったら間に合ってなかった。倦怠感が抜けず、準備も進まない。ライブを楽しむには体力も必要。健康第一。


 グッズは息子第一部、私第二部に応募。息子はめっちゃいい番号だったけど、まだ現地にいない時間。私は行こうと思えば行けたけど、体力温存のためホテルにて休憩。開場時間に少し余裕を持って博多バスターミナルへ。めっちゃ行列で間に合うんかと焦ったけど間に合った。


 会場で会いたかった風友さんに会えた!感激。こんな幸せもあるんだなぁ。ありがたや。


 座席は、前回HEATの時ステージだったであろう場所。北側のスタンド7列目。前回アリーナ20列目も近いと思ったけど、印象としてはそれよりやや近い感じ。センターステージってみんなが近くていいね。武道館のステージを観られた人は少ないからセンターステージにしてくれたのかな。なんていうか「キャリア総括ライブ」のような。しばらくライブの予定がないと明言してくれてるから「逢いにきてくれてありがとう。今できること全部やるよ。楽しんで帰ってね」みたいな。


 実は今回不思議な体験をしていた。12月中旬、長男を送った後の車中でふと自転車に乗って登場する風くんが降りてきた。「え?自転車に乗って登場するの?いや、ありそうやな」と思いつつ何気なく開いたTwitterにちょうど風くん登場シーンのネタバレツイートが飛び込んできた。ネタバレは極力回避していたのに初めて見たのがそのツイートで驚いた。「あぁ、ホントに自転車で登場するのね」と妙に納得。しかし、想像以上だったのがその近さ。座席のすぐ前の通路を通って入ってきた。黒っぽいガウンのような文豪スタイルでゆっくりステージに向かっていく後ろ姿に拍手を送る。バックミュージックは「それでは、」…え?もう帰るんか?これは笑うとこか?いきなりシュール映像やな。…頭の中でいろんな考えがぐるぐる…そうそう、コロにゃんから復活し、広島で自転車をこぐ風くんを思い出す。


 真ん中のピアノに座りそのまま弾き始める。「The sun and the moon」これは、2022/6/29 松山市民会館 aahT での約束を思い出す。この時リクエストコーナーの1曲目がこの曲だった。歌詞を検索するも載ってなくて「うろ覚えじゃけど歌います」と歌ってくれた。その後、「この曲もいつかみんなに聴いてもらう機会があったらいいなと思います」と言ってくれた。さすが有言実行。水が流れるようなピアノの旋律が本当に美しい。スポーツも一流の人の動きというのは美しい。何かに一生懸命がんばっている人の姿は美しい。人の営みの美しさが音になったような一曲。ここに存在できた喜びが溢れる。


「超あけおめ」
「こんな日に…仕事どうしたん?」
「あ、仕事終わってから来たんか…」(んなわけねーだろ)
みんな万障繰り合わせて世界中から集まっとりますよ(笑)


 英語のMC(私のガーデン、ライブへようこそみたいな)の後「ガーデン」へ。藤井風テレビを思い出す。「ロンリーラプソディ」は「すーはー」タイム。このすーはーには何度も救われている。生すーはーで元気チャージ。「次はみんなに一緒に歌ってほしい歌をやります。だるそーに歌ってください。では、練習しましょう」と「もうええわ」…一緒に歌えるなんて感激。この「だるそーに」歌うの難しくてお風呂でよく歌ってたなぁ。ため息混じりに心の底から「もうええわ」感を出すといいのね。一緒に歌うとできた気がする不思議な達成感。続いて「旅路」も弾き語りで。報道ステーションを思い出す。本当にこれまでのことをあれこれ思い出させるようなステージになってる。涙。(じゃかぁしいわ!…こんなところに棟梁出てきた。)


 弾き語りタイムが終わり、バンメンさん登場! シンプルに見える舞台装置だけど、仕掛けが凄い。印象的なベース音。「damn」がほぼ正面で観られて嬉しい。途中からダンサーさんも登場!これはパナスタとYoutubeの動画を思い出す。ダンサーズキャプテン Shingo Okamonotoさんに教わっていた「damn damn くるりんぱ ピロピロピロピロ」…これ、うまく入れず悔しい思いをしたので、次回、さいたまでリベンジするぞ。


 「へでもねーよ(LASA edit)」はダンス、「やば。」は照明が印象に残ってる。ライブに来た〜って感じ。


 「優しさ」はこれまた新しい形。柔らかい軽やかな印象。個人的には "Free" Live と aahT のアカペラバージョンが好き。続いて懐かしげなイントロ…あ、「さよならべいべ」だと分かった。このイントロ好き。ライブ必須の腕振りタイム。


 「死ぬのがいいわ」は紅白の再現、いや、またまたパワーアップしてたな。後日、天岩戸神社に参拝した写真をアップしてくれたということで、アメノウズメノミコトをイメージしたパフォーマンスではという説を目にした。なるほど。芸能の神様でもあるし、中性的で超人的なパフォーマンスだった。歌詞にも女性的な表現が見られるし、本人も降ってきたと言ってたから何かに導かれているのだろう。最後倒れ込んだまま「"青春病"」をアカペラで歌い始める。野ざらしダンスはバッチリできた。


 「きらり」も軽く踊った。これはもう何度も何度も踊ったから体が覚えてる。気分はダンサーの一員。
「燃えよ」は1・2・3のリズムに合わせて拳を突き上げるのが気持ちいい。「まつり」ダンスもバッチリ踊れた。「grace」もパナスタでは踊れなかったから今回は踊れて嬉しかった。やっぱ私はスマホ撮影より一緒に踊る方がいい。


 「何なんw」は息子が撮影するというので、私は念願のコール&レスポンスに専念。自分の中では思い切り叫んだつもりだったけど、自分の声が自分の耳にも届かなかった。私は、風くんがびっくりするくらい、会場が揺れるくらいおっきな「何なん!」をみんなで届けたい。次は一番キャパの大きなさいたま!同じ気持ちの人がたくさんいるといいな。

※2023/8/2 追記 動画貼りつけてみました。


 「生きて幸せでいてください」そんなことを言ってくれた。生きているとしんどいことの方が多いけど、小さな幸せに気づけるようになったのは風くんのおかげです。本当に感謝しています。


 帰りは、ダンサーさんもバンメンさんも風くんも登場した花道を通ってくれた。行きは後ろ姿を見送ったけど、帰りはこっちを向いて、こっちに向かってきてくれた。みんなに渾身のバイバイをした。関わったすべてのみなさまありがとうございます。心身ともに元気になれるライブだった。何より、風くんが楽しそうだったのが嬉しかった。「今日が一番元気がいい」とか「いいバイブス感じる」とか言ってくれたと思う。


 翌日は少し早起きして太宰府天満宮へ。念を込めておみくじを引いた。そこに書かれていた短歌がとても心に響いた。

 海ならずたたへる水の底までも
            清き心は月ぞ照らさむ
                 菅原道真

 海よりも深くたたえる水の底であっても、清ければ月が照らしてくれるように、誤解されるようなことがあっても清廉潔白であれば誰かが必ず見ていてくれるというような歌。信念を貫こうとすると時に誤解されるようなこともあるだろう。でも、分かる人には分かる。大丈夫。そんなふうに背中を押してくれるような歌だった。この歌に出逢うために私はここに来たのかなと感じた。これまた感謝。


 太宰府天満宮から福岡空港へ。そこでお仕事中の風民さんに会うことができた。これもSNSのお陰。愛と感謝の旅が無事終わった。


 ありがとうみなさま
 ありがとうかみさま


 どこのタイミングが忘れたけど、心に残ったMC(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?