"Time After Time" が沁みる夜
息子の小さいころのことを思い出している。もうすぐやってくる卒業式で保護者代表謝辞を読むためだ。12年間お世話になったから伝えたい思いが溢れて何から書いていいか分からない。なぜか今は入学前のことが頭に浮かぶ。
BGMは「HELP EVER HURT COVER」特に "Time After Time" が刺さっている。これは風くんのおとんさまが子守唄として幼い風くんに聴かせてくれていた歌だそうだ。中でも印象深いのは次の一節。
なんてラッキー。一日の終わりにあなたが駆け込んで来てくれるのが私のところだなんて。(意訳)
うちの子はすごい多動で、ひっつかまえてないとどこに行くか分からなかった。手は「つなぐ」というより手首を「つかむ」という感じ。おいでと両手を広げて来てくれるようになった時、本当に嬉しかったのを思い出す。差し出した手を握ってくれるようになったのが嬉しくて、未だに手をつないで歩いている。保育所のノートを読み返すと、大変なことも多かったし今も多いけど、いろんなことができるようになってるなぁと思う。
何度も言うよ。私はとってもラッキー。あなたを愛していられるなんて。(意訳)
さて、そろそろ入学後のことを思い出そうかな。