千葉市昭和の森の野生動物たち

浦野文孝

2023年12月21日 16:22

僕は古代史研究とともに、千葉市昭和の森での野生動物観察を趣味にしています。対象は主に哺乳類です。

※トップ画像：2024/7/9に出会った野うさぎの跳躍（動画からのスクショ）

（2024/10/1最終更新＝9月トピックス追加）

昭和の森で出会った野生動物と回数（月別）

昭和の森は住宅街に隣接する都市公園ですが、意外とたくさんの哺乳類が住んでいます。イノシシ、野うさぎ、タヌキ、リスなどです。下表は出会った動物たちの回数（月別）です。

僕の一番好きなイノシシは、2023年、2024年には1回ずつしか会えなくなりました（涙）。

一方、2023年7月に20年ぶりに出会った野うさぎは、2023年は7～9月（7/8～9/2）に19回でしたが、2024年は3～10月（3/30～10/4）に70回と、出会う回数が飛躍的に増え、期間も長くなっているのがわかると思います（赤四角で囲った個所）。タヌキも同様にたくさん会えるようになりました。

YouTube開設

動物たちの動画を共有しやすいように、2024年2月にYouTubeを始めました。再生リストに僕のお勧め動画10本をまとめました。イノシシ、野うさぎ、タヌキ、リス、ミゾゴイやフクロウの鳴き声がお勧めです。スマホ（iPhone12mini）で撮っています。

2024年10月のトピックス

雨が多く、旅行にいったりもしたので、20日間しか観察できませんでした。

10/4に野うさぎに会った。多分、今年はこれが最後。涼しくなると出てこなくなるのはなぜだろう？（雪が降れば足跡は残るので寒さが苦手なわけではないと思う）
イノシシの掘り返し跡が増えてきたが、今年も低調か
フクロウのギャーという鳴き声が本格化
ムクドリの大群の舞がよく観られた

＜10月のお勧めYouTube＞
フクロウの鳴き声は音量最大で聴いてください。
10/8　イノシシの掘り返し跡が拡大
10/20　満月にフクロウのギャーという鳴き声
10/24　ムクドリの舞

フィールドサインや鳴き声も

掘り返し跡、足跡、獣道、糞のようなフィールドサインを見つけるのも楽しみです。フィールドサインを見つけると、動物たちが元気なことがわかって、僕も元気になります。古墳めぐりをすることを「墳活」といったりしますが、僕にとってフン活は「糞活」です（笑）。

耳をすませて、笹ずれの音や鳴き声も聴きます。夜明け前に「ギャー」という鳴き声を2022～2024年10月に92回聴きました（主に秋）。

僕は最初はキョン、次に樹上から聴こえたこともあって、ハクビシンの鳴き声ではないかと想像しましたが、環境省生物多様性センターに調べてもらったところ、ほとんどはフクロウの鳴き声ではないかとのことでした。警戒の鳴き声だったり、雌の秋の子別れの鳴き声だったりするようです。

今、会いたいと思っているのはアライグマとハクビシンとキョンです。アライグマは田んぼに足跡があるので昭和の森に住んでいると思います。ハクビシンは会ったことはありますが、動画でも撮影したいです（住宅街のほうがよく会います）。キョンは昭和の森の近くで捕獲情報はありますが、昭和の森にやってきているかは不明です（キョンの鳴き声は、フクロウの雌のギャーという鳴き声と似ているそうです）。

日々の自然観察はSNSでも

X：@xmasnight
インスタグラム：@fumitaka_urano

Xでの発信数が一番多いです。動画はXやインスタ（ストーリーズ→ハイライト）にはダイジェスト版、YouTubeでフルバージョンを投稿することが多いです。

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