
纒向←纏向:修正しました
恥ずかしながら、今日(2024/11/22)、初めて気づきました。ショックを受けてしまいました。
奈良県桜井市にある「まきむく」遺跡の「まきむく」は、MicrosoftやiPhoneで漢字変換すると、候補が「纒向」と「纏向」の2つ出てくるのですね。「纒向」(がんだれ+墨)が正しいです。
○ 纒向 (がんだれ+墨)
✕ 纏向 (まだれ+田+坴)
(巻向を入れれば3つです)
今まで僕のnoteでは混用していました(汗)。2024/11/25までにすべての記事をチェックし、修正しました。すべて修正したと思いますが、漏れがありましたら、教えてください(特に画像・図表の中が心配です)。
それにしても、どうして、「纏向」(まだれ+田+坴)という表記があるのでしょうかね?
【補足】
僕は以前、纒向学研究センター所長の「寺沢薫」さんを「寺澤薫」さんと書いていました。『纒向発見と邪馬台国の全貌』(KADOKAWA、2016年)では、「寺澤薫」さんになっているからです。
纒向学研究センターの刊行物では「寺沢薫」さんになっています。
これは1年ぐらい前に気づき、おそらく、ご本人はあまりこだわっていないのだと思いますが、僕のnoteでは「寺沢薫」さんに統一しました(統一できていると思います)。
※トップ写真は、三輪山を背景に纒向遺跡の大型建物跡(2024年10月撮影)
【追記】以前は「纏向」だった?(2024/12/22)
トーハクで以下の論文をコピーしました。
寺沢薫「纒向遺跡と初期ヤマト政権」(由良大和古代文化研究協会、1989年)
なんとこの論文では全文にわたり「纏向」(まだれ+田+坴)が使われています。でもネット上ではこの論文は「纒向」(がんだれ+墨)と表示されています。
「纏向」(まだれ+田+坴)が正とされた時期があり、その後、「纒向」(がんだれ+墨)に変更(統一)されたのでしょうか?

(最終更新2024/12/22)