風俗嬢という商品の具体的な作り方①

効果的に売り出すにあたっては風俗嬢という商品を明確にするととても効果的です。ここでは、そのための具体的な作り方をお伝えします。商品作りを進めるにあたって、まず決めておかないといけないのは、肉体的にも精神的にも無理のない範囲で継続できるサービスの範囲を決める必要があります。それは風俗嬢という仕事が、肉体的・精神的に受ける負荷が人によって大きく異なるためです。

例えば、肉体的な点で上げれば、乾燥して荒れやすい、摩擦に弱い等、嬢としては弱い部類の場合、無理なく提供できる1日あたり、1週間当たりのサービス提供量が制限されます。しかし、精神的にはタフでかなりハードなプレイでもOKという場合には、ソープランドや特殊系サービスのお店等、濃いサービスの提供が可能です。逆に○○は絶対に受け入れられないという場合や、メンタル的に弱い場合には提供サービスをライトな範囲にとどめないと、精神的に持ちません。必ず後日、弊害が出ます。すでに、嬢として様々なサービスをしており、この基準の指針が定まっている場合にはしっかりとした1つの基準を定めていただければよいですが、わからないという場合には少しライトな範囲から始めて可能なラインを模索する方が望まくなります。

まずは風俗で提供されるサービスをたくさんリストアップします。それぞれのプレイ内容について、自分は提供できるのかできないのかの〇×を着けていくことをお勧めします。この時にアレルギーなどがある場合、利用できる道具も合わせて検討しておくと良いでしょう。例えば、ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)がある場合には、天然ゴムから作られたコンドームを利用することができません。この場合、風俗嬢という商品を作る段階では、ポリウレタンから作られているコンドームを利用するか、コンドームを利用しないサービスを提供する範囲で仕事内容を制限するかなどの判断が必要となってきます。その他、様々なアレルギーによりプレイ内容が制限されますので注意が必要です。

次に自分のメインになるターゲットとなるお客を考えていきます。ターゲットとなるお客を考えるにあたっては、お客の様々な要素をもとに細分化していきます。細分化するにあたっては次のような要素をもとに考えます。

1.役所等で人を分類わけするときに使う方法
人口統計的要素ともいわれ、人を種類分けするにあたって一般的に使われる方法です。分類わけする際には次のようなものがあります。
年齢: 若年層(20代)、中年層(30-40代)、高年齢層(50代以上)、老齢(70代以上)
性別: 男性、女性、LGBTQ+
職業: ホワイトカラー、ブルーカラー、自営業、経営者等
収入: 高所得層、中所得層、低所得層
家族構成: 独身、既婚(子供あり・なし)、離婚経験者

2.心理的な分け方
どういった趣味・志向があるか、考え方かによって分類していきます。例えば、次のようなものがあります。
ライフスタイル: 都会志向、地方志向、自由時間の過ごし方(アクティブ、インドアなど)
価値観: 楽しさ・快楽重視、リラックス重視、自己肯定感を求める、ストレス解消を求める
趣味・関心: ナイトライフを好む、趣味に特化したサービスを求める(例:コスプレ、特定のロールプレイ)
パーソナリティ: 外向的、内向的、冒険好き、慎重

3.行動内容による分け方
各人の行動パターンによって分類していきます。例えば、次のような分け方があります。
利用頻度: 高頻度利用者、低頻度利用者、初回利用者
サービス利用の時間帯: 平日昼間、平日夜、週末夜
支出額: 高額消費者、中額消費者、低額消費者
来店目的: ストレス解消、リラクゼーション、社交・ネットワーキング、性的満足
利用チャネル: 店舗来訪、デリバリーヘルス(派遣型)、オンラインサービス

4.地理的な内容による分け方
地理的な内容で分類する方法です。身バレしたくない嬢がいるように、自分の素性がバレる可能性のある地域の店舗にはいかない等のケースもあるためです。
居住地: 都市部、郊外、地方
アクセスの利便性: 近隣の顧客、遠方から来る顧客(旅行者、出張者)
地域の規制や文化: 規制の厳しい地域、比較的自由な地域、文化的背景(例えば、特定の宗教や文化に基づく地域)

5.サービス内容やブランド等による分け方
お客視点で見たサービス分類や、好み等で分ける方法です。
好みの風俗嬢のタイプ: 外見的な好み(身長、体型、髪型)、年齢、性格・キャラクター
サービス内容の好み: 伝統的な風俗サービス、特定のプレイやテーマ(例:コスプレ、ロールプレイ)
ブランド忠誠度: 特定の店舗やブランドに対する忠誠度の有無

基本期にはどれか1つの方法で分けるのではなく、いくつかの要素を組み合わせて分類を分けていきます。例えば、年齢、性別、収入、価値観、パーソナリティ、趣味・関心、利用頻度、利用時間帯、支出額、居住地の組み合わせで分類わけするといった方法です。そして、この分類で分けた中で自分の特徴が一番刺さりそうなターゲットを選んでいきます。例えば、
・年齢:65歳以降
・収入:高所得(多額の資産)
・価値観:ストレス解消・自己肯定感の充実
・パーソナリティ:内向的(マウンティングタイプ)
・趣味・関心:(地位があった)勤務時代への回帰、
       ロールプレイ(サラリーマン時代)
・利用頻度:週1回、2時間
・利用時間帯:平日昼間
・支出額:中額消費者(3万円~5万円/回)
・居住地:店舗から公共交通機関で1時間以内

というタイプをターゲットとします。この時に大事なことは、ターゲットとなるお客がある程度いる範囲をターゲットとすることです。このターゲットは狭くすればするほど、後程、ターゲットに合わせた風俗嬢という商品を作りやすくなりますし、売り込んだときにターゲットにささります。しかし、狭くし過ぎると稼げるほどお客がいません。逆に広くとりすぎるとターゲットがぼやけてしまい良客となるターゲットにささる宣伝が作れません。例えば、飲食店をやる場合に、「タピオカパスタ専門店」とすると、かなり刺さるメッセージを打ち出せます。ただ、こんなマニアックな店では食べに来てくれるお客もほとんどいないと思いますが…(このご時世、時々、変な店が当たるので絶対ないとは言い切れませんが)。ですが「洋食屋」とすると他店との違いをどうやって伝えるかが難しくなります。例えば、「スープカレー専門店」であれば比較的範囲が狭く刺さる広告も考えやすくなります。

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