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名刺を100枚ほど頂いて確信した、資材が与える機能と印象の重要性。
ふふふふ。
note書きます宣言をFacebookに投下したのが先ほど。第一弾になんて表題を当ててきたんでしょう。本音の投稿です。笑
(日々安定の美しさの平戸島。)
平戸島発信のスイーツブランド、firandoを10/15にリリースしました。
起業して3年半の中で体系立てたものを基にして、地方に溢れる資産を商品にして都市部のお客様に向け、ギフトやちょっと贅沢なご褒美スイーツとして提案することに特化したブランドです。
9/26.27にはfirandoの販路開拓のために、通販バイヤーさん向けの展示商談会に出展。おかげさまで約90名の皆様と名刺交換させていただき、現在生産体制などを鑑みながら、商談を進めせていただております。
さて、その中で一度にたくさんのお名刺をいただきまして、整理してご連絡させていただくために一覧にしていくと、やはり気づくことがあります。
名刺(紙メディア)が与える印象、甘く見てはいけない。
これ、カジュアルなやりとりが多い地方では、見落としがちな視点です。なので、伝えたいなと。
あなたの名刺は、どのくらいの本気度ですか?
あなたの商品は、どんな装丁に包まれていますか?
そのひとつひとつの選択に、意図はありますか?
実は、紙質が薄いほどに、与える信頼指数は低くなります。
心理的に体感として、厚みがあると高級感、重厚感を感じ、薄さにはお手頃感、軽量感を感じるようにできているんです。
無意識の中で、価値への判断が行われている、ということ。
感覚として得られる信頼指数が低い、とはつまり、価値指数も低い印象を与えてしまう、という点が見落とせないポイントなんです。
簡単に言うと、安価なサービスを取り扱う印象を与えてしまいます。
逆に、紙質にこだわって選ばれたものに人は『大切に、丁寧に作っています』というメッセージを受け取ります。
価格への影響を与えてしまう力が、紙質にあるんですね。
これは『名刺によって与えるその企業の印象』と言えますが、資材はあちこちに多用されて、お客様にお届けしますよね。
例えば、HERMESの装丁。
厚手の紙質にHERMES独自のカラー、HERMES Orangeと、ネイビーとホワイトで印字された厚地のリボン。
これだけでボックス(資材)が与える印象は、大きく変わります。
ギフトに向けてご提案する場合
【ギフト資材の質感】が既にその商品の価値に対する印象をあらかじめ操作している、ということ。
さらに言えば、『箱を開ける前に既にイメージコントロールの役割を担っている』ってことですね。
モノにはこうして【包む】【安全に運ぶ】という機能の他に、価値の印象を左右する、という行動の指示要素が含まれてるんです。
firandoで言えば、Prioriはガラスの瓶に入ってますので、お客様の元へ安全にお届けするための機能性として、化粧箱と緩衝紙を使い、さらに茶筒に入れます。これは【安全面としての機能性】です。
もう1つは【ギフトとして贈られた際に、お客様のメッセージを代わりにお届けできる質感、構成か】ということを大事にしています。
商品は、お客様の人生を豊かに彩るためにあるわけで、それが伝わる質感、印象なのか、という問いです。これが【価値を伝える機能】ですね。
さらに、firandoは平戸島を表現する、独自性や希少性を表現するものですので、お茶が日本で初めて栽培されたことを深めるために、茶筒を用い
黒船来航ととも西洋菓子の技術が入り、全国に先駆けて平戸島から日本全国に広がったことを伝えるために、ブラックカラーを採用しています。
和洋折衷の異国情緒が、平戸島独自の文化ですので、その意味で【物語を表現する機能】をさらに足しています。
もちろん、紙の質感を決めるために、前もって決めるべき事項がありますが
ここでは【資材が与える印象の大きさと影響力】をシェアしました。
ぜひ、地方資産のブランディングのヒントにしてみてください^ ^