アダム・ドライバーという存在感の塊の俳優【独り言】
私的にここ何年かずっと、俳優アダム・ドライバーから目が離せない。存在感的には少し遡ればレオナルド・ディカプリオだし、もうすこし最近だったら、オーウェン・ウィルソンとジェイソンシュワルツマンあたりかな。
うーん。それもちょっと違うかな。
もしかしたら、ビル・マーレイに近いのかも。いや、もはやアル・パチーノとか、ロバート・デニーロぐらいの存在感なのかもしれない。スターウォーズにも出ているし。
でも間違いなく、現代の単館系映画(言い方が古い)のミューズ(男だとなんて言ったらいいのだろう)なのだろう。
※申し遅れたが、このnoteはアダムドライバーへのただのラブレターだ(笑)
私にとっての彼の第一印象は間違ってもスターウォーズの「カイロ・レン」ではなくて、ドラマ「GIRLS」の時のレナ・ダナムの、ボーイフレンド役。
「東京にもいる!こういう若くてだらしのない、色気のある男!」
既視感ありまくりの都会のダメ男が超はまり役で、もうそこから彼から目が離せくなったのだ。
そのあと、気が付いたら出世していて、「ほらやっぱり!(上から目線!)」と得意げに思ったことは記憶に新しい。
もちろん忘れちゃいけない、「ノア・バームバック監督」作品常連の彼。
「フランシス・ハ」の彼もGIRLSと同じく都会のちょっとダメな男役でどきっとしたし、「ヤング・アダルトニューヨーク」の彼には心底イライラしたし、今年観た「マリッジ・ストーリー」では少し大人になった彼に、なぜだか感情移入した。
この人やっぱりすごいんだな、と確信したのはジャームッシュの「パターソン」の抑えた演技。これもいけるのか・・。
個人的には、スパイク・リー監督の「ブラック・クランズマン」の彼がなんだか色っぽくて、それ以外の役ともちょっと違っていて最も(作品含めて)好きだ。
あれだけ存在感があるのに、カメレオンみたいにいろいろな顔があるからなんだか不思議。
なんだろう、あの大きな身体に、ぶ厚い唇、それに似つかわしくない、繊細な演技。
このバランスが独特で魅力的で。うーん、言語化が難しい・・
「名監督が惚れる役者」なんて、どこかで表現されていたっけ。
※ジャームッシュも惚れ込んだらしく最新作の「デッド・ドント・ダイ」でもアダムドライバーが主演している。
ただのアダムドライバーフェチ記録になってしまった(笑)
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