fuming(ふーみん)| 国際中医薬膳師

国際中医薬膳師、アーユルヴェーダライフスタイルカウンセラー、野菜ソムリエ。 薬膳とア…

fuming(ふーみん)| 国際中医薬膳師

国際中医薬膳師、アーユルヴェーダライフスタイルカウンセラー、野菜ソムリエ。 薬膳とアーユルヴェーダの日々の生活に役に立つような情報や、おうち時間の中での手しごと簡単レシピをご紹介。

最近の記事

初夏のかんたん手しごと 〜ちりめん山椒〜

5月、6月は生の実山椒が旬。 鮮やかな黄緑はまさに初夏の香りを運んでくれる。 毎年この時期になるとちりめん山椒をたくさん作ってお友達にもおすそ分け。 買ったものなんて比べ物にならないほど美味しくって、かんたん! 私は毎年山椒多めでぴりっとしびれるあの感覚が病みつき。 山椒はお腹を温めてくれるので、初夏、急に暑い日が増えて冷たいお茶やビールを飲み過ぎちゃう方にはとてもおすすめ。 夏バテは初夏の冷えから始まっていることもあるので、この時期のお腹の冷えは要注意です。 じゃことあ

    • 夏の手しごと その2 らっきょうの甘酢漬け

      我が家の食養生にかかせないもののひとつが、毎年初夏に仕込むらっきょうの甘酢漬け。 春から夏にかけていろんな食材が旬を迎えるので、仕込み作業でこの時期は大忙し😅 らっきょうの旬は6〜7月。この時期を逃すと新鮮な生のらっきょうは手に入らない上に、らっきょうは生命力がすごくて1日放置しただけで芽がどんどん伸びてくるので、例え平日仕事が忙しくても届いたらすぐに仕込まないといけないのです💦おそるべしらっきょうの生命力。 らっきょうは6月の下旬に甘酢に漬け込んで、今ちょうど美味しく

      • 夏の手しごと 〜暑さに負けない赤しそシロップ作り

        梅雨が明けてから日本中うだるような暑さ💦 我が家では、毎年7月に入ると出回る旬の赤しそでシロップを大量に作って 家族の夏の水分補給に大活躍、おかげで暑さにも負けず夏バテ知らずです。 何より程よい酸味と甘味、しその香りで身体に染み入る美味しさ❗ ハウス栽培で一年中手に入る青しそと違って、赤しそは路地ものがほとんどなので6月下旬〜7月いっぱいしか出回らない貴重食材。 身体によくて何より美味しくて作り方も簡単なので、この時期赤しそをみつけたらぜひ作ってみてほしいです🌟

        • 梅シロップ完成。

          先月仕込んだ青梅の黒糖シロップ。 毎日3Lの瓶を子供をあやすように優しくゆすり続けて2週間、ようやく完成。 青梅もエキスを搾り取られてあっというまにしわしわに。おそるべし砂糖の浸透圧。 瓶をそーっと開けてみたら、芳しい桃のようなあまーい香りがキッチンに広がった。 毎年、瓶を開ける瞬間がたまらなくわくわくして、これぞ仕込み人のみが得られる醍醐味だと思う。(私だけかもだけど...) さっそく、炭酸水で割って、青梅を浮かべて飲んでみる、、、 身体に染み渡る美味しさ。

        初夏のかんたん手しごと 〜ちりめん山椒〜

          梅雨の手しごと その2 〜旬の新生姜の甘酢漬け〜

          こんにちは。 梅雨に入ると同時に新生姜が旬をむかえます。 一年中出回っている茶色い生姜と違って、みずみずしくずっしり重くてほんのり薄ピンク色でとってもかわいい。辛味も柔らかでほどよく、生でかじってもすじもなくシャリっとした歯触り。甘酢漬けや蜂蜜漬けにピッタリ。 我が家に高知県の産直からやってきた新生姜はビニール袋の中ですでに汗をかいていたので、腐らないようにすぐ新聞紙に包んで保存。傷みやすいので早めに仕込まないと。 今から仕込んでおけば、これから本格的な暑さに入る梅雨

          梅雨の手しごと その2 〜旬の新生姜の甘酢漬け〜

          梅雨の手しごと 〜旬の青梅で梅シロップ〜

          私の趣味は、季節毎のいろんな旬の食材を仕込んだり、料理すること。 旬の食材で季節を感じながら、食材の薬膳的効能や仕込み方などをnoteに残していこうと思います。 第一回目は梅シロップ。 毎年梅雨の時期になると仕込んで、夏の間中、炭酸や水で割って家族みんなの夏バテ予防に。 梅酒でもいいけど、我が家はお酒が苦手なので子供も大人も飲める万能梅シロップで。 去年はきび糖で作っていたけど、今年はきび糖に加えてミネラル豊富な黒砂糖を入れたので、さらに夏バテ防止効果アップ⤴︎

          梅雨の手しごと 〜旬の青梅で梅シロップ〜

          スパイスで身体の中からピカピカに☆

          今回は、スパイスをどう使ったらいいのかよく分からないという方にぜひ知って頂きたい、スパイスのすごさと簡単な使い方を書こうと思います。 インドでは数千年も昔から、アーユルヴェーダという医学知識の中でスパイスやハーブを調合して薬のように使ってきました。 『医食同源(薬食同源)』(毎日の食事は全て薬になりうる)という考え方は中医学とも同じで、東洋医学は繋がってるなと実感します🤔 (アーユルヴェーダの先生からはインドから宗教と医学が中国大陸に渡ったと習いましたが、中医学の先生か

          スパイスで身体の中からピカピカに☆

          便秘を改善!

          突然ですが、みなさん、便秘はしてませんか? 女性に多いと思われている便秘、実は現代のストレスフルな男性にも増えているのだそう。 かく言ううちの夫も頑固な便秘症で、彼の便秘を毎日の食事で改善させるのがもはや私のライフワークになっています。 薬膳など様々な知識を夫で人体実験した結果、本当に効果のあった知識だけをご紹介します。便秘で悩んでいるけど便秘薬でなくて食事で改善したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。 1、 通便作用のある食材まずは毎日のごはんに通便作用のある食材を

          白湯 のすすめ

          アーユルヴェーダを学んだのは30代半ばの1年半。 仕事のストレスと人生に少々疲れ、一旦自分の心と身体を見つめ直したくなったから。 当時は授業で習ったことは全て自分の身体で人体実験して、心も身体もびっくりするくらい軽やかになっていく自分自身に驚いた。 当時の私の一日の始まり。 ✔︎  朝起きたら、まず常温の水を2、3口飲んでからお湯を沸かす。やかんの蓋を開けて蒸気を出しながら10分くらい沸かす。 ✔︎  次に洗面台で、舌の上の苔を取り、少量の太白ごま油で頭、耳、足をオ

          きのこを干して ビタミンD アップ⤴︎

          はじめまして。健康料理研究家のfuming(ふーみん)です。 我が家では洗濯ものを干すのと同じように、ベランダにきのこを干します。 上の写真のように、野菜干しネットにしいたけ、まいたけ、えのきだけ、しめじ、ひらたけ、エリンギ等々、ありとあらゆるきのこを入れてお日様に当てます。 干す時間は3時間〜半日で十分です。 干すポイントはしいたけは傘の裏側に日光が当たるように置くこと、だけです! 天気のいい日に1日干すとこのくらいの大きさに。。 なぜそんな手間をかけるのか?!

          きのこを干して ビタミンD アップ⤴︎