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瀬戸芸行ってきた!2日目(8/6)豊島、女木島①

瀬戸内国際芸術祭2022夏の旅行記録、2日目です。

一日目は直島だけと決めていましたが、この日は豊島と女木島が目的地で、さて両方うまく回れるのかと。

女木島へのアクセスが良いのが高松港、高松港に行くために小豆島を経由して、と前夜に調べること約2時間‥。船を乗り継げばどちらも回れることが発覚。
スケジュールを万全に整えて向かいました!

色々ありましたが非常にうまく行き、天気にも恵まれてとても楽しい1日となりました。
色んなお船に乗れてラッキーでした。


さて、宇野港の宿を8時過ぎに出発し、まずは豊島に向かいます。豊島美術館を9:45に予約していたので、小豆島行き8時40分発の高速船に乗りました。高速船はフェリーより少しお高くて片道1050円。

フェリーと高速船では乗り場も違うことなど、現地に来て初めて知りました。早めに出たつもりがギリギリの乗船。。間に合ってよかった。。

高速船に乗ること約40分。到着した豊島の唐櫃(からと)港は前日の直島家浦港とはうってかわって、素朴な港でした。ん、お店とか少ない!

唐櫃港で電動自転車を借りて、最初の目的地である豊島美術館へ。
レンタサイクル予約してなかったのですが、無事に借りれてよかったです!

山道を電動自転車でくねくね登ること約5分。
見事な棚田と、その上にドーム状の美術館が見えてきました!

丘の上から見える棚田と瀬戸内海!
奥が豊島美術館の展示スペース
豊島美術館のカフェスペース

インスタで見てた風景そのもの‥。
映える場所ですね。若い方が多いのも納得。

何がよかったって、やはり肝心の展示スペースである「母型」内部がとてもよかったです。
いつまでも飽きずに眺めていられる場所でした。
水がぷくぷく湧いてくるのですが、その様子を見てるだけで楽しい。
清々しい気分で外に出ました。

カフェスペースをさらっと眺めて、次は海岸沿いにある瀬戸芸の展示施設「心臓音のアーカイブ」に向かいます。

帰りは山道を電動自転車で降りるのですが、これが最高でした!!
電動自転車初体験の長女、叫びっぱなし。笑
車がほとんど通らない山道を、丘の上から海岸線に向かってハイスピードでシャーシャー降りていくという、楽しすぎる帰路でした。
(もちろん気をつけていましたが)

山からの道と海岸沿いの道がぶつかるT字路にカーブミラーがあるのですが、ここが映える場所で、若い子に人気らしいのでインスタグラマーの真似して撮影。

海が見えるカーブミラー

海岸沿いを走ること約5分、瀬戸芸の参加作品であるボルタンスキー氏の小屋なんですが、これがまた何とも‥

https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/teshima/25.html


外観は本当にプライベートビーチを臨む小屋。
(このビーチが素晴らしいところ)
中に入ると、白衣の女性たちに検温を促され、展示の説明を受けるのですが、無機的に過ぎるというか、外の世界とのギャップがすごい。心臓音を記録する施設とは聞いていたけど、これはどんなラボラトリーなのか?

我々は心音録音せずに展示室だけ見て帰りましたが、録音した人の心音はこのアーカイブにいつまでも残り、来客はここに来たいつかの誰かの鼓動に包まれるという、なんとも不思議な空間でした。
展示室は心音の鳴っていない時は完全な暗室なので、怖がる人もいるのかな。私は怖さは全く感じませんでしたが‥。

心音って結構個人差あるものでした。早い、軽い、重い、、

作家のメッセージは存在に対する愛を感じるものでした。故郷から遠く離れた日本の瀬戸内海の島で永遠に保存されているその人の心音。。ロマンですね。

さて外に出ると海!!!

まさにプライベートビーチ!
娘、はしゃいで靴を濡らす(お約束)

砂浜と言うにはじゃりじゃりしてましたが、波も穏やかで人も少なく、美しい場所でした。
船まで時間があったので、しばし静かな瀬戸内海を満喫しました。

アーカイブ小屋から港に戻る途中の公園にもこんな作品が。これも映えるなあ。

勝者はいないーマルチ・バスケットボール

さまざまな高さのバスケットゴールがあり、下にはカゴに入ったバスケットボールがあり。
これは遊びたくなるでしょう。
こちらも作家さんの作品なのですが、瀬戸芸の出品作品というだけに留まらず、風景や生活に溶け込んで、日常的に関われるのはすごくいいことですよね。

お昼のフェリーを待って、小豆島へ。
小豆島は広くて大きくて、観光地としての歴史が他の島とは全然違う感じでした。
ちょっとさびれてる感じもあり、栄えてる感じもあり。
とはいえ我々にとっては小豆島滞在時間約30分。
その間にお昼ご飯を調達して、高松行きの船に乗らなければならない!
フェリー乗り場で乗るはずの船の出航予定が書いてないのには愕然としましたが、(我々が乗る予定だったのは高速船で、これまた乗り場が違ったため)、なんとかコンビニで食料を調達し、高松行きの高速船に無事に乗ることができました。
この高速船、速さとか船内のきれいさ、座席の快適さとか申し分なかったです。

いざ高松港へ!四国行きの高速船早かった!
(②に続きます)



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