【9章 こんな人は、〇〇をくり返す?!】
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答え・・・生と死
生と死をくり返す人⏬
1)自分の望みを叶えるために摂理を利用した人
2)自分の不安を埋めるように摂理を利用した人
あれ?それでも良い!とギーターは言ってましたよね?となりますが、、、
そればっかりでは、”輪廻”から自由になることはできませんよ。と補足&注意喚起しています。
生きている時、不安だから、あれが欲しい、これが欲しい・・・。
そういう不安と恐れを埋めるように、”様々な望みを叶えたい”
その為に摂理を利用する。
祈りを使ったり、儀式という手段を使ったりする。
そういう人は、喜び苦しみが繰り返されるサンサーラ、それを体験できるこの世界に、肉体を手放した後、また戻ってきます。
ギーターでは、この世界、我々が生きて居る世界に、また肉体を持って生まれることを喜びと苦しみが半々ある世界だと言います。
肉体は、色んな制限があります。重さ、痛みを伴うこと、肉体があるから、感じる喜び。これは、セットですね。
ここで言っているのは、物質的なものを求めたり、物質的ではなくても自分の不安を埋めるように、摂理を利用しようとする人は、いくら”高徳な行い”をしたとしても、それはまた生と死のある世界に戻ってくるということが約束されていますよ。ということです。
行いをしたら、必ず結果があります。自然の摂理は、かならず行いに見合った結果を返してくれます。
他の誰かに、その結果が送り返されるとかはない。
自分の所にちゃんと返ってくる。
自分はもっと自由になりたいんだ!この望みを叶えたら自由だ!
自分のこの不安を埋めるために、アレを手に入れなければ!!
その為に、祈る、摂理を利用する。行いをする。というのは、最初の入り口。
でも、それを知りつつ、ずっと摂理を利用しても、いつになっても自分はまだまだだ!ちっぽけな存在だ!と誤解したままになってしまう。
無知ゆえに決めつけた自分の限界を、ましな方に持って行こうとして、何度でも手に入れては手放し、何度でもそれをくり返す。
そういった人たちも、目に見えない自然の摂理を理解していますが、理解が少し甘いというか、理解が完全ではないと。いうこと。
私たちが良いことをしたら、摂理はそれに対して結果は返してくれるでしょう。
差し当たって、当面は、生きて居る時の不安を埋めたい!と願う人、それに対して行いをする人には、喜びと苦しみがまたやってきます。
苦悩から解放される道ではないですよ。と語られています。
苦悩からの解放、何にも依存しない幸せは、もともとあなたの存在ですよ。その物の意味。自分自身の理解をもっと深めてください。と9章で語られます。
※補足※
インドでは、この肉体を手放したら、7つの天国の内どこかに送られます。
それは生きて居る時に、積み上げた善行によって決めらると考えられています。ギーターの7・8章に書かれています。
そこで善行のポイントによって、ある一定の時間だけそこで過ごすことができます。
ポイントが多ければ多い方が、より快適な世界に滞在できる・・・
でもそのポイントが尽きたら、生と死のある物理的な世界に戻ってくることになります。
どの世界も”永遠はない”ということも補足で説明がされます。
ちなみに、最高の天国ブランマローカにいくと、生死の繰り返しから解放されるチャンスがある!!と言われています。
そのためには、善行を積んでブランマローカに行くことが大事ですね。ちなみにブランマローカに行くには、”瞑想が欠かせません”とギーターに書かれています。
今日一日も皆様にとって素敵な一日になりますように。
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