コーヒーが冷めないうちに
『コーヒーが冷めないうちに』
著者:川口俊和
サンマーク出版
こんにちは、なぽりたんです。
皆さんは過去に戻りたいと思ったことはありますか。「あの時もっとこうしておけば良かった…」と思ったことがある方がほとんどではないでしょうか。
今回ご紹介する本は、そんな思いが実現するある喫茶店のお話です。
〜あらすじ〜
とある街にある小さな喫茶店「フニクリフニクラ」
にはある都市伝説があった。
それは、ある席に座ると自分の望む時間に戻ることができるというものだった。
しかし、過去に戻るには次の非常にめんどくさいルールがあった。
1 過去に戻っても、この喫茶店に訪れた事の無い者に
は会う事はできない。
2 過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わら
ない。
3 過去に戻れる席には先客がいる。その席に座れるの
は、その先客が席を立った時だけ。
4 過去に戻っても、席を立って移動する事はできな
い。
5 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから
そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
例え現実は変わらなくても過去に戻り、自分の大切な人に会いたいと願う人々の物語です。
全部で4話あり、個人的に第2話の記憶が消えていく男性とその看護師の物語が一番感動しました。
是非コーヒーを飲みながら読んでみてください。
hontoのリンク↓
https://honto.jp/netstore/pd-book_27552217.html
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