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貧乏学生の書くことに懸ける思い

日本の皆さん、メルハバ。

この記事は2020年2月1日にBrainに投稿したものです。今日、4月9日よりnoteにも記事を投稿することにしました。今の状況はこれを書いた時点よりは改善していますが、まだ貧乏です。でも、もっと稼げると確信めいたものを感じ始めています。

僕はジュマです。トルコのエラズーのフラット大学でレスリングコーチングを専攻しています。現在3年生で大学に通いながら働いています。いままで様々な仕事を経験しました。不動産のセールス、文房具屋、建設現場での仕事も経験しました。建設現場では、100キロから150キロの石を運びました。血が流れるほどつらい仕事もしました。それからウェイターも経験し、今の仕事のインターネットカフェでは1年半ぐらい働いています。

朝6時に起きて大学へ行き、12時まで授業を受け、午後はレスリングのトレーニングを2時間から2時間半ぐらいします。そして食事をして、15時からは仕事です。朝の2時、時には3時まで働きます。時給は5リラ(約90円)で1日12時間働きます。週末は授業がないので朝8時から朝の2時まで働きます。

普通トルコで賃金はここまで低くありません。でも僕の職場の社長はとてもケチです。職場のミネラルウォーターを飲んでも給料から引かれるし、普通トルコでは職場での食事は会社持ちなのに食事代も自分で払います。長期休暇は取れないし、何か特別なことがあれば仲間に代わりを頼んで休みを取ります。長期休暇を取る時は、手続きに紙が必要でそれもいちいち50クルシュ(約9円)か1リラ(約18円)払わないといけません。この社長はすごくお金持ちですが、最悪でケチです。僕はこんな風にここで働くのが好きではありません。でもエラズーは小さな都市で、学生の僕はこれより良い職場は見つけられません。

昨年はまだ良かったです。なぜかというと大変な状況でもトレーニングを続けることができたからです。今年はインターネットカフェでの時間に取られ、トレーニングも思うようにできません。

僕には家族からの仕送りはなく、学費は全額奨学金です。毎月500リラ(約9,000円)の奨学金もいただいています。寮に住んでいますが、毎月250リラ(約4,500円)を寮に支払います。残りで食費、バス代、携帯電話代を払いますが、全く足りません。寮で朝食と夕食は出ますが、仕事でいない時もありますし、食べられても量が足りないです。僕は普通の人の3倍ぐらい食べます。実際食べられてはいませんが。なので食費もプラスで買い足します。バス代がなく、トレーニングに行けないこともありました。服もほどんどもっていないので、いつもジャージ姿です。

僕の兄の一人はカッパドキアに住んでいます。彼を訪ねた時に一人の日本人と知り合いました。彼女とはとても良い友達になりました。彼女の影響で僕の人生は大きく変わりました。彼女とはしょっちゅう話しています。彼女は僕の状況を知ると、いつも僕のできるもっと良い仕事を、もっと成功できる仕事を探していました。インターネットでBrainというサイトを見た彼女は、僕にメッセージを送ってきて「まだ本書いてるの?」と聞いてきました。僕は以前に本や詩を書いていると話したことがあります。僕は「いつも忙しいから今は書いていない」と答えました。彼女は何か書いたものを持っているか聞いてきました。僕は見つけたものを送りました。それを読んだ彼女は僕には才能があると言い、Brainについて説明を始めました。そしてこの仕事をしたいか聞いてきました。僕はまたとない選択肢だと思い、できると思い、喜んでやりたいと答えました。Brainでアカウントを開き、その後はツイッターのアカウントも開きました。これまで2つの記事を書き、公開しました。今はBrainに書き、ツイッターで広めるということをしています。インターネットカフェでの仕事も続けています。

ここエラズーで大地震が起きた時、僕はここにいて地震を経験しました。とても悲惨な出来事を経験しました。地震の直後も朝8時半から朝2時まで働きました。2時半に寝て、朝6時か6時半に起きます。今は必要に迫られて、厳しい状況で働いています。でも僕はいつか成功します。Brainでも成功し、素晴らしいレスリング指導者になり、優秀な生徒や選手に指導します。僕の人生はとても素晴らしいものになります。未来への希望は常にあります。


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