サ高住って知ってます?〜私に何ができるかなぁメモ〜
さてさて、9月も終了し、10月となりました。今年もいよいよ残り3ヶ月となっています。
振り返れば、去年は熊本県の作業療法学会の学会長をしてたので、そちらの方に随分とエネルギーを使っていましたね。。
1年、1年やること違って、人生面白いなぁと思いますが。
今年は、7月には主催の音楽イベントを開催して、8月には長年勤めていた職場を辞め。
9月はすぐ次の職場で働いているなんだか慌ただしい、月日を過ごしたような気がします。(これは自分の性格ですね。ハイ。)
9月の後半は、ちょうど、日が短く時期なので毎年この時期は体調を崩さないように非常に気をつけております。朝の日照時間が短くなると非常に弱いので気をつけておりました。
さて、新しい動きも活発化させていきたいと思います。
まずは、
◯サ高住でOTやってみよう〜
後輩から、「サ高住で作業療法やりません?」と言われてその企画進めています。
そもそも、「サ高住ってなんだ?!!」ってなりました。w
ググりましたw
調べてみると、意外にたくさんあって。割とマンションみたいになっているところが多いですね。50人とか。
精神科領域だったのか、ここ何年かはそういうクライエントに当たらなかったらから知らなかったのか分かりませんが。学研とか、ベネッセがやってる高齢者住宅があったりと、こんなサービスがあったのか?!と思いました。
いや、知らぬことばかり。。。
こうやって、調べてみると、あくまでも住居ということがわかります。
住居となるためのスタッフ配置だったり、そのための機能でもあるので。
ソフト面で私たちが、作業療法のサービスを考えて提供できれば面白いんではないかなと思いました。
◯障害に応じて、「できる」を提供する
私たちが、人生で障害を受けない期間て全然短いと思うんです。子供は子供で親バリアがあったり、何かと制限を受けたりと能力が育ってないないのもあるけど、環境から制限を受けることが多いですよね。
メガネを普段かけている人は、メガネがあるから視力が下がっても普通に生活できますけど、なかったら生活できない。仕事もできないという人は多いんではないでしょうか?
意外と、いい状態を保つのって絶妙なバランスで成り立っていたりするものなんですよね。
◯高齢者になるのも人生ではじめてですよね?
私の好きなトークで、島田紳助さんのトークで、「子供は一回経験したんやけど、親は1回目やねん、だから失敗や間違いもするし悩むねん。」 のような言葉を聞いてとても気に入ってます。
子供と向き合うときに、親1回目だから肩肘張らず、威張らず、わからんときはわからんと言いながら、カッコつけずにいるようにしています。
高齢者に置き換えるなら、どんなに人生経験が豊富でも高齢者になるのは1回目なんだよ。というのを強調して認識しています。
なんで、「高齢になったから」、「身体がいうことを聞かなくなったから」「物忘れがあるから」と、なにかしら不安があるなら。
身体を元通りにしたり、認知力を以前のように戻したり、若返らせたりすることは難しいのかもしれませんが、その身体能力や年齢でもできる方法はある。
そして、中国のことわざで、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」というのがあったと思いますが。
その身体障害だったり、精神障害だったり、発達障害、知的障害、として高齢化による困難な障害に対して、その障害を理解し「できるを支援する」ことがこの作業療法という専門職なのかなぁと思っています。
◯日々の生活習慣につながるような活動
これからなんで、具体的にはいえませんが、こちらの持ってる生活に使える活動の導入や、地域の特性を使って外出とか、グループでの企画とかをやってみようかなぁと考えています。
その中で、いままでやってきた、専門性のアセスメントやアプローチを使えればいいなぁと。これからなので、具体的になにか事例作れたら共有していきますね。