伝わらない申し送りとは?
〜実例から考える申し送りのお作法〜
福のしま研究会 代表の及川文宏です。
先日の福のしま研究会では、申し送りについて研修会(ディスカッション)を行いました。
おすすめは、最後の音声の
ですww。
最初の部分は、動画でも公開していますので、ぜひ、ご覧ください🍀
伝わらない申し送りとは?
伝わらない申し送りとは?
〜実例から考える申し送り〜
以下に音声を配信しています。気になる項目だけでも是非聞いてみてください🔈
✅ ケアマネさんが欲しい情報
・入院前の状態の今の状態がどのように変わっているのか?
・退院後のサービスを組む上で必要な情報
✅ 入院時の環境設定に必要な情報
・リスク管理の面から、入院時の環境設定に必要な情報が欲しい!
✅ 出来ることや強みの記載が欲しい
・生活にいち早く慣れながら、そこに起こりうるリスクを伝える。
・身体機能だけではなく、出来ないこととか援助が必要なところだけではなく、出来ることや強みの記載が欲しい。
✅ 申し送りのアンケート結果
・急性期から次の病院、施設、ケアマネなどに申し送りについてのアンケートをした結果について。
✅「疾患」と「人」情報の必要な時期の違い
・ざっくりとまとめると、急性期は「疾患」、回復期や生活期ではより「人」に重きを置いて申し送る必要があるのでは無いでしょうか。
✅ 申し送りの無駄はないか?
・申し送りについて、あったら嬉しいけど、費用対効果はどうなんだろうか?
・かける時間ほどの必要度があるかどうかを一度考える必要があるのではないか?
✅ 急性期、回復期でそれぞれ見えることの違い
・急性期病院、回復期病院、それぞれにおいて患者さんの見える部分が異なるため、当然申し送りの内容も変わってくる。
✅『目標』の申し送りの是非
・目標設定とその申し送りについて
・介入期間と目標設定の可否
・目標の共有
✅ A4で3枚の申し送りの是非
・A4で3枚の申し送りを良しとするか?
・何のための申し送りになっているか?
・自分のミスを無くすために必要以上の文書量になっているか?
✅ 患者さんの今後の可能性、心配される点を伝えるべし
患者さんの
・今後の可能性
・心配される点
を申し送りにて伝えるべきである。
患者さんの情報が、決まりきった感じ(パッケージ化された)の文章はあまり必要とされない。
✅ デイサービスの申し送り事情
✅ 受け手側による必要情報の違い
申し送りを受ける側の知識量や経験年数によっても、申し送りに求める内容が異なることが考えられる。申し送りに使用されることの多いテンプレート。
どのように活用していくかを考える必要がある。
✅ 送り手側が恥ずかしくない申し送りを作っている
送り手が恥ずかしくない文章、ミスのない文章の申し送りを作ってしまっている
✅ 申し送りの必須事項と無駄なもの
・申し送りの必須事項:リスク管理に関わる情報
・無駄なものは、申し送りから無くすことも大事
・申し送りの作成時間を短縮させるという工夫も必要
✅ 施設間連携の現状と課題
・連携の手段として電話はどうか?
・文章の温度がないと必要性が低く感じる
・各職種間の話し合い(担当者会議)の時間の組み方
✅ 新たな申し送りの模索
・申し送りを無くしました!
・新たな連携の方法とは?
・無駄をなくす工夫
・みんな喜ぶ連携の仕方は?
他にも過去の福のしま研究会でのディスカッションを音声配信しています。ぜひチェックしてみてください🍀
参加してくださった皆さん⭐️
ありがとうございました🌸