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「頭痛と薬」:薬剤師さんに聞いてみた

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より


昨日、頭痛に対する薬の件で、薬剤師の方に相談していたことをシェアさせていただきますね。



頭痛と薬

薬剤師さんに聞いてみました💊


自分の頭痛の要因をあらかじめ知っておくと、飲む薬を含めた解消方法に出会うために大事ですね✨


私:「僕が頭痛を感じたときに飲むことがあるイブプロフェンは、インフルエンザの時期には、あまり使用しない方が良いという話を聞いたことがあるのですが、どんな理由があるのでしょうか?」


薬剤師さん:「基本的にはNSAIDSは、子供に使うと脳症になる可能性があるので避けますね。」

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【NSAIDs:非ステロイド性抗炎症薬】

一般的な商品とその特徴
・ロキソニン、セレコックス、ナイキサン、アスピリン バファリン、ボルタレン
(※インフルエンザの発熱に対して解熱目的で使用すると、インフルエンザ脳炎・脳症やライ症候群などの危険性が高くなるとされる。)
イブプロフェンは、NSAIDsの1つの種類(プロピオン酸系)に含まれる。
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私:「インフルエンザの時にイブプロフェンなどのNSAIDSを使用すると子供のインフルエンザ脳症を引き起こす可能性が上がるということですか?」


薬剤師さん:「そうですね。あくまで可能性の話ですが、安全なカロナールが推奨されます。なので、大人も必要なければ使わない方がってことになるかと!禁忌ではありませんが。


私:「なるほどぉ!」


薬剤師さん:「こちらにインフルエンザ脳症とNSAIDsの関連性の話が載っています。参考になれば。https://www.fpa.or.jp/johocenter/yakuji-main/_1635.html?blockId=39269&dbMode=article (福岡県薬剤師会のページ)」


私:「カロナールでは、痛みが取れないんですよねぇっていう方が多いんですよねぇ😂。僕も頭痛が出た時には、そう感じますね。カロナールだと、時間経過とともに頭痛が戻ってきてしまうイメージがあります。」


薬剤師さん:「強い、弱いで言うなら弱いんですよね。安全性は高いんですが。偏頭痛は、血管の収縮と拡張なので、作用的にカロナールだと、効きにくいのかな?と感じます。」

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【カロナールの作用機序】

脳の体温調節中枢や中枢神経などに作用して熱を下げたり、痛みを抑えたりする薬。発熱は脳の体温調節中枢に情報が伝わり、体温調節中枢から発熱の指令が身体の各部に伝わることで生じる。アセトアミノフェンは体温調節中枢に作用し、熱を体外へ逃がす作用を増強する。また、発熱や痛みの情報を伝える物質を阻害する作用をあらわす。一般的な商品:カロナール、アンヒバ,アルピニー、トラムセット、SG配合顆粒。
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私:「コロナのワクチン接種後の熱発に対して出される薬もカロナールが多いですもんねぇ。コロナワクチン接種後のNSAIDS使用で、ワクチン作用を弱める可能性があるということですか?」


薬剤師さん:「ロキソニンやボルタレンといった非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用すると腎機能に抑制がかかり、免疫力が落ち、後遺症を残すケースが多いとのこと。世間で新型コロナウィルスに罹患した人の中で後遺症が残っている人のかなりの割合でNSAIDsを服用しているケースがあるとのことです。」
※上記の情報は、論文などでは確認できておりません。

薬剤師さん:「ワクチン後の発熱時にはアセトアミノフェンが推奨されます。また、ワクチン接種前にアセトアミノフェンを予防的に使用することは推奨されていません。」


私:「ありがとうございます。頭の中が整理されました。遅い時間にすみませんでした。感謝です🍀。」

【※今回の話も、あくまで一例で、検証が必要です。正確な情報を、取捨選択する必要がありますね。】

頭痛の他の記事は、こちらのマガジンでご覧ください。


最後までご覧いただきありがとうございます🍀


アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏
より
日本アレルギーリハビリテーション協会
アレルコア
福のしま研究会
 YouTube(アレリハちゃんねる)noteでは、アレルギー疾患や自律神経に対する理学療法についてお伝えしています。

アレルギーや自律神経に対するリハビリテーションの講習会情報につきましては、以下のHPをご覧ください。

無料のLINEチャットでは、自律神経についての情報発信をしています。
LINEオープンチャット「自律神経の知識箱🎁」


【今後の研修会予定】

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主催:山形県理学療法士会

『自律神経に対する評価と介入』〜実技編〜

日時 11月11日(土) 10:00〜15:30
 ※対面のみ(アーカイブ無し)
会場 山形県立保健医療大学 
講師 及川文宏
内容 人々の身体は自律神経が大きく関与しており、女性の身体のみならず様々な患者様に対して、その評価と介入が重要となります。昨年度、及川文宏先生を講師に「自律神経に対する評価・介入」と題して、オンライン研修会を開催しました。好評につき今年度は実技編を企画し、実際に対面形式で実技を通し、臨床で活かせるような知識と技術を学べる研修会です。
申込
・セミナー番号 115507
・講義番号 242057

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自律神経セラピストBasicコース
【アーカイブ配信全9講座】

全9回講座(90分 × 9回)
①-1「概論:自律神経の解剖生理学」
①-2「自律神経を変化させる要因」
①-3「ストレスと自律神経」
動画公開期間:
2023年11月23日〜2024年 1月8日

②-1「血流(血管)と自律神経」
②-2「内臓と自律神経」
②-3「睡眠と自律神経」
動画公開期間:
2024年1月17日〜2024年 3月3日

③-1「神経・筋膜の機能解剖」
③-2「排便の運動学」
③-3「便秘の原因」
動画公開期間:
2024年3月13日〜2024年4月28日

※自律神経セラピストBasicコースの概要や講座の内容につきましては、こちらからご確認ください。

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