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2023年・J1第34節【アルビレックス新潟×C大阪】の新潟から見たデータ

前回投稿した【横浜F・マリノス×アルビレックス新潟】に引き続き、本日は週末に迫った【アルビレックス新潟×セレッソ大阪】のアルビレックス新潟から見たデータやジンクス等について紹介します。
(選手敬称略、延長戦に突入した試合は引き分けとして集計)

文字数:3,161文字→3,196文字

更新履歴
・2024/4/5 「現所属得点者」を一部修正


データ(vs セレッソ大阪)

戦績

図表1 新潟×C大阪の戦績表

全試合での戦績を見ると9勝8分11敗ほぼほぼ互角の成績を収めているが、ホームでのリーグ戦の直近5試合に限定すると3勝1分1敗であり、直近では相性の良いカードである印象が強い。
また、同条件での平均得点は0.80点平均失点は0.40点とロースコアで終わることが多いカードでもある。


得失点分布

図表2 新潟×C大阪の得失点分布

図表2を見て分かる通り、これまでの公式戦28試合のうち、5試合(全体の17.86%)1-0での敗北で終えており、時点で0-1での敗北(全体の14.29%)で終えている回数が多く最小得点での決着がつくことの多いカードである。一方で、0-0のスコアレスドローで終わったのは2試合(全体の7.14%)と少ない。


当カード最多得点(ベスト5)

◆新潟
・3得点
エジミウソン(2004-07)

・2得点
寺川能人(2000-2002, 2004-08)
マルクス(2002-03)
ベット(2002)
矢野貴章(2006-10, 2012, 2017-19)
ブルーノ・ロペス(2011-13)
岡本英也(2013-14)
ホニ(2017)

◆C大阪
・4得点
大久保嘉人(2001-04, 2006, 2021)

ゼ・カルロス(2005-07)
柿谷曜一朗(2006-09, 2012-14, 2016-20)

・2得点
西澤明訓(1995-2006, 2009)
トゥルコビッチ(2002)
丸橋祐介(2009-22)
清武弘嗣(2010-12, 2017-)


現所属得点者

◆新潟
・星雄次(1得点)
 2021年 天皇杯 3回戦 C大阪(3-2)新潟 1得点

・谷口海斗(1得点)
 2023年 J1 第1節 C大阪(2-2)新潟 1得点

・千葉和彦(1得点)
 2023年 J1 第1節 C大阪(2-2)新潟 1得点

◆C大阪
・清武弘嗣(2得点)
 2021年 天皇杯 3回戦 C大阪(3-2)新潟 2得点

・山下達也(1得点)
 2017年 J1 第14節 C大阪(4-0)新潟 1得点

・為田大貴(1得点)
 2023年 J1 第1節 C大阪(2-2)新潟 1得点

・奥埜博亮(1得点)
 2023年 J1 第1節 C大阪(2-2)新潟 1得点

vsセレッソ大阪でのトピックス

◆ホームでのリーグ戦で、新潟は3試合連続1-0での勝利を挙げている
・戦歴
 2013年 J1 第18節  新潟(1-0)C大阪
 2014年 J1 第18節  新潟(1-0)C大阪
 2017年 J1 第34節  新潟(1-0)C大阪

◆ホームでのリーグ戦の直近6試合ではどちらのクラブも複数得点を取れていない
・戦歴
 2010年 J1 第13節  新潟(1-1)C大阪
 2011年 J1 第18節  新潟(1-1)C大阪
 2012年 J1 第24節  新潟(0-1)C大阪
 2013年 J1 第18節  新潟(1-0)C大阪
 2014年 J1 第18節  新潟(1-0)C大阪
 2017年 J1 第34節  新潟(1-0)C大阪

◆これまでのリーグ戦でC大阪は一度も逆転勝利を挙げていない一方、新潟は一度逆転勝利を達成している
・対象試合:2004年 J1 第10節  C大阪(1-2)新潟
・戦況
 前半31分 西澤明訓 得点  C大阪(1-0)新潟
 前半40分 鈴木慎吾 得点  C大阪(1-1)新潟
 後半14分 安英学 得点  C大阪(1-2)新潟

◆現在の所属選手で、ホームでのリーグ戦で得点を取った選手は一人もいない


2023年のリーグ戦トピックス

出場時勝率(ベスト5)

1位:渡邊泰基(40.0%・8勝6分6敗)
1位:松田詠太郎(40.0%・8勝6分6敗)
1位:長谷川巧(40.0%・4勝4分2敗)

4位:藤原奏哉(39.1%・9勝8分6敗)
5位:太田修介(38.9%・7勝5分6敗)

出場時平均勝点(ベスト5)

1位:長谷川巧(1.60・4勝4分2敗)
2位:長倉幹樹(1.56・3勝5分1敗)
3位:藤原奏哉(1.52・9勝8分6敗)
4位:鈴木孝司(1.50・10勝12分6敗)
4位:渡邊泰基(1.50・8勝6分6敗)
4位:松田詠太郎(1.50・8勝6分6敗)

先発時勝率(ベスト5)

1位:鈴木孝司(41.7%・10勝10分4敗)
2位:藤原奏哉(40.9%・9勝8分5敗)
3位:秋山裕紀(40.0%・6勝4分5敗)
3位:ダニーロ・ゴメス(40.0%・2勝1分2敗)
5位:松田詠太郎(37.5%・3勝2分3敗)

先発時平均勝点(ベスト5)

1位:鈴木孝司(1.67・10勝10分4敗)
2位:藤原奏哉(1.59・9勝8分5敗)
3位:秋山裕紀(1.47・6勝4分5敗)
4位:小島亨介(1.414・10勝11分8敗)
5位:渡邊泰基(1.412・6勝6分5敗)


その他

●前節新潟はJ1の試合で3試合連続無失点を達成。また、今回で9度目の達成であり、2016年第11節G大阪戦〜第13節川崎戦以来の快挙である

今節無失点で終えると、J1の試合で初の4試合連続無失点を達成することとなる

●鈴木孝司が点を取った4試合は負けなしである
・戦績:3勝1分0敗
・対象:広島(A)、札幌(A)、川崎(A)、鳥栖(H)

三戸舜介が点を取った4試合は負け無しである
・戦績:3勝1分0敗
・対象:横浜FM(H)、広島(H)、G大阪(A)、横浜FC(H)

●谷口海斗が点をとった2試合は全て引き分けている
・戦績:0勝2分0敗
・対象試合:C大阪(A)、湘南(A)

●小島亨介は新潟で公式戦104試合に出場しているが、その間で連敗を喫したのは2度のみである(いずれも2連敗止まり)
期間:2020年 J2第19節 北九州(A)〜J2第20節 徳島(H)
   2023年 J1第14節 鳥栖(A)〜J1第20節 G大阪(H)

●新潟は前節、リーグ戦で今シーズン初の8試合連続負けなしを達成。また、シーズンを跨がず達成したのは「2014年J1第3節甲府戦〜第12節清水戦」間以来である。
・戦績:3勝5分0敗/10得点6失点
・対象試合
 J1 第26節 新潟(1-1)浦和
 J1 第27節 G大阪(1-1)新潟
 J1 第28節 新潟(3-1)横浜FC
 J1 第29節 川崎(2-3)新潟
 J1 第30節 新潟(1-1)鳥栖
 J1 第31節 京都(1-1)新潟
 J1 第32節 新潟(1-0)FC東京
 J1 第33節 横浜FM(0-0)新潟

今節勝利で10年振りに負け越しを回避
 2013年:17勝4分13敗
 2014年:12勝8分14敗
 2015年:8勝10分16敗
 2016年:8勝6分20敗
 2017年:7勝7分20敗
 2023年:10勝12分11敗(第33節終了段階)

●相手のコーナキック数を2本以下に抑えている試合は5試合あるが、いずれの試合も新潟は勝利を収めていない
・戦績:0勝2分3敗
・対象試合:G大阪(H)、京都(H)、名古屋(A)、湘南(H)、浦和(H)

●新潟が1枚もイエローカードを受けずに終えた試合は9試合あるが、いずれの試合も一度も負けていない
・戦績:5勝4分0敗
・対象試合:C大阪(A)、札幌(H)、福岡(H)、横浜FM(H)、湘南(A)、広島(H)、G大阪(A)、横浜FC(H)、川崎(A)

●新潟が相手よりイエローカードを受けた枚数が少なかった試合は14試合あるが、そのうち12試合で勝点を獲得している
・戦績:6勝6分2敗

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