fumi

人生大渋滞なはずが平凡に普通

fumi

人生大渋滞なはずが平凡に普通

最近の記事

独白

実は 我が御身は病気のデパートだったりする 28才  春になる頃、突然の脱毛が始まり、夏には ほぼ尼さん状態 秋にはお医者様もびっくりするくらいの太く 黒ぐろとした毛がわさわさと生えだした 因みにほぼ治療という治療はなかった 検査してもなんの異常も無かったらしい ということで 「育毛剤のちょっと濃いやつね」と 液体のお薬を処方され、せっせと振りかけていた もう30年近く前のことなので、今の医学であれば 何かしらの病名があるのかも 精を付けろと、勤務先のロビーまで 大量の

    • ボタンの掛け違い

      「あの時たった一つのボタンを掛け違えたばっかりに人生が狂ってしまった」だとか 「ほんの少しのボタンの掛け違いで親友と疎遠になってしまった」だとか。。。。。。 多分わたしは 思い切って見栄張って誂えたシャツのボタン 全部掛け違えた感、、、、、、、、、、、 何ならマエウシロ、ウラオモテ、、、、、、、 「でも生きてるじゃないですか」 はい。 結構、わたしはアグレッシブでイケてるのかも 嫌いな奴の一言で救われる                               

      • 休日

        スーパーでのお買い物終わり 買い替えたコードレス掃除機での 楽ちんお掃除終わり 夕飯の下ごしらえ終わり あとは ひたすら歌う歌う歌う歌う 台風一過の空と 乾いた風がなだれ込んでくる部屋で 窓もカーテンもフルオープン 若い頃に散々聴き倒したCD達を 書棚から取り出して 併せて ひたすら歌う歌う歌う歌う歌う歌う歌う歌う 大声で歌う歌う歌う歌う歌う歌う歌う歌う 有り難いことに 今日は家にはわたしひとりだから ひたすら歌う歌う歌う歌う歌う歌う歌う歌う 大声で歌う歌う歌う

        • 中秋の名月

          痛みがなくなっても元の生活に戻れることは ないらしい。 そう聞いて寝て起きた朝の空。 こうやってまた、大人の階段を1歩 昇っちゃったんだ。 アラ還のわたし、、、、、、

          思考(停止)中

          何も無いときは何も無い 次に進むも、前に戻るも自分次第 こんなときは深く深く 潜ってみるのも 有り                             fumi

          思考(停止)中

          カレーライス

          お家で作るカレーというものは、 三者三様、多種多様。 我が家は合挽き肉と玉ねぎの みじん切りで作るカレー。 それ一択。 みじん切りにした、たっぷりの玉ねぎを 茶色くトロトロになるまで弱火で炒めたら すりおろした人参、トマトペーストを投入。 混ざったところで合挽肉を。。。。 毎度お世話になるのは 「バーモントカレー中辛」と 「ジャワカレー中辛」で。 仕上げは、生姜にニンニク、ソースに インスタントコーヒー。 家族は色々要望があるかもしれないが、 わたしが好きだからそれでいいの

          カレーライス

          すきなもの

          ねっとりモチッとしたバナナ ミルキー過ぎてもいないチョコレート 餡たっぷり、皮厚めでもっちもっちの餃子 小学生の頃 テレビの深夜放送で順繰りに流れていた映画 アメリカングラフィティとブルース・ブラザーズ バターと牛乳と小麦粉を ひたすらとろ火でグルグルやりながら作った ホワイトソースとササミと玉ねぎの グラタン(われながらめちゃ美味い) 家族とテレビを見ながら、 あーでもないこーでもない言いながら ダラダラ食べる晩ごはん そんな時に流れている ”バナナサンド“という

          すきなもの

          母とまーちゃんの事

          赤色のクレヨンをティッシュに ちょんちょんと色づけて 塗り絵の女の子の頬っペに そのティッシュをぽんぽんと 軽く叩くように赤色を打っていく。 塗り絵の女の子の頬っペは、たちまち ふわっと色味を帯びて、立ち上がってくる。 小学3年生の夏休み。 外遊びから帰ってくると 知らないおじさんと、 わたしと同じ年頃の女の子が2人いた。 「ママのお兄ちゃん、まーちゃん。」 母からそう紹介された。 女の子2人は まーちゃんの娘ということだった。 母方の実家には何度も遊びに行った。 祖母と

          母とまーちゃんの事

          お遊戯会

          記憶にある最初のせつない出来事 幼稚園のお遊戯会での合奏で 小太鼓担当になってしまったこと。 4才から10才までの間 第2次ベビーブームだった頃 かなりなマンモス団地に住んでいた。 団地内にプールがあって、運動場があって 集会所があって、スーパーがあって バス停やタクシー乗り場があり 子ども達が通う幼稚園があった。 もうすでにひとつの町である。 幼稚園では年に一度、秋、お遊戯会が催され たくさんのお母さん達が観覧にやって来る。 合奏部門の花形は、縦型の鉄琴。 それは羽子板

          お遊戯会

          若過ぎた。。。。

          36年前。 地元の大学を中退し ファッションの世界を目指し バブル弾けちゃう前夜 魑魅魍魎 華の都東京へ 母の見送りの言葉は 男に気をつけなさいよ いや、見事に的中。 デザイナーの卵やりながら、 ピカソミロスケイブチッタクアトロ パンクスカレゲエハウステクノ 今思えば楽しかったのか、楽しくなかったのか さっぱりわからない。 結局、 何者にもなれず けれども、このときさんざん 浴び続けた音楽の記憶だけは 残っている。                     fumi

          若過ぎた。。。。

          はじめまして。パート2。

          本当に、さ、どうしよう。。。。だ。 母は70才である日突然、亡くなった。 葬儀の時の父の言葉を借りれば ある日突然、空へ羽ばたいた。 なので、私も70でこの世を去るのだろうと、 漠然と思っている。 あと14年。 そんなもん、多分あっという間だ。 生きた証を残すためとか、そんな格好の 良い思い切りもない。 これは、 多分、 都合良く玉虫色に生きてきた その振り返りだ。 1月。娘も無事、成人式を迎えた。 あと14年。 そんなもん、多分あっという間だ。 4月から突然の

          はじめまして。パート2。

          はじめまして。

          さ、どうしようかな。どうしようかな。 参っちゃったな。                fumi

          はじめまして。