お茶の調べ 釜炒り茶
こんにちは、ひじき茶々です。ちゃちゃちゃー🍵
今回は、釜炒り茶を飲みました。
品種茶に強い「心向樹」さんの釜炒り茶「そうふう」を淹れてみましょう。
同封されていた紙に、淹れ方が書いていたので、その通りに淹れてみます。
その前に、茶葉を観察しましょう。
よく見かける緑茶(主に身近にあるのは煎茶)は、茶葉の形が、まっすぐによれていますが、釜炒り茶の茶葉は、画像のようにくるんとしています。
丸いって、なんだか可愛いですよね。くるくるりん。
ファースト対面なので、まずは基本に忠実に。
ぴったりに5gはかります。
その間に、お湯を沸かしておきますよ。
……お湯の、沸く音ってわくわくしますよねぇ。
お湯が沸いたら、急須に一度お湯を入れて、急須を温めます。
これにより、急須の中を温めます。いわば、準備体操・ストレッチ。
急須の中を温めることで、茶葉の開きがよくなるような気がします。
人間も準備運動大事ですもんね。急須も一緒です。
急須のお湯を一度捨て、湯呑たちにもお湯を注ぐのです。
ふっふっふー
お湯を捨てて、温かくなって、水気が渇いている急須。
茶葉と共に使われるのを待ちわびる、その急須。
茶葉を、あの茶葉を。釜炒り茶の茶葉を!!!投入しまして。
湯のみに入れて、少し冷ましていたお湯たちの大軍を(適度に冷ますことで増す戦闘力)
やさしくやさしく、急須のふちから、心穏やかに注ぐのが理想です。
僕はここでいつも慌ててしまうので、あっち!あっちっち!とつぶやきながら、いれております。穏やかになれないw
1分30秒まちます。
その間、タイマーを付けるか腹時計を駆使するか、時計の針とお友達になるかしましょう。
もしくは、タイマーを付けて、踊りましょう。レッツダンス。お茶の舞。
そんな騒がしいことをしても、お茶を飲むと、落ち着くので不思議なものです。
1煎目
湯のみに淹れるとき、淹れ手が1番得することがあります。
なんでしょう?
それは……!!!
香りが強い瞬間を1番感じられること。
めっちゃいい香りに包まれるのです。これはやらなきゃ味わえない。
1煎目の感想:美味しっ!
(水色:透き通った黄色がかった緑色
香り:お花のような華やかな香りと爽やかで青々しい香りが混ざっている印象
余韻:がつっとこない。ただ、あとからじわじわと甘みが生まれてくるよう
旨味、甘み:さっぱりとした印象。あとからじわーっと甘みがくる。
苦み:さっぱりとした中で、まろやかで嫌悪感のない苦みが来る
こく:口に含んだ瞬間、さっぱりとした苦みがゆっくりときて、そこから、じわーっと甘みや口中香で口いっぱい至福感)
2煎目
花のような華やかさと青々しさをかかえた香りから、
炒ったような香ばしさが出現。
2煎目なので、熱湯で、30秒と短い。ダンス無し。
余韻ないなー、ふーんと思いきや、圧倒的余韻
ラスボスか、君はラスボスか。
3煎目
釜香……?かまかなの!?(初体験釜炒り茶なので、わからぬ)
仮に「釜香(かまか)」としよう。
少し焦げのような、でも、本当の焦げたにおいよりも心地いい香りが、鼻と心を満たします。
この香りが2煎目よりも高く出ている気がする。
余韻、控えめかな😏と思いきや、2煎目より控えめだったけど、いい余韻をかんじまする。
釜炒り茶 初体感
美味しい。
そして香りの変化が楽しい。なにこれなにこれって、子どもの頃のおもちゃ箱のような、ワクワク感があります。
とても楽しい。
そして、茶葉がころっとしていて、可愛い。萌え。推せる。
深蒸し茶推しなのに!!!w