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【🇨🇷#7】コスタリカのクリスマス

キリスト教のカトリック教徒が多いこの国では、11月中旬くらいからそれぞれのお宅がクリスマスのデコレーションを始めます。

街頭やお店のディスプレイも、大学のキャンパスも、ツリーやリースが飾られる。
そして、キリスト生誕までの物語を表したミニチュア模型がお家の中にセッティングされるところもあります。

車の両サイドにトナカイの角を、ボンネットの真ん中に、赤くて丸い鼻をつけて走る車も。


12月に入ると、街の中心にあるマーケットの近くにお店が出始めました。

チュロスや焼き鳥、グァテマラから出店してきていた雑貨屋のお兄さんも。

大学院の先生も、クリスマスが近づくとクリスマスカラーの洋服を着て、ホリデー(お休み)が待ち遠しそうでウキウキしているみたい。

街では、大音量でクリスマスソングを流しながら、車に乗ったサンタさんがお菓子を配り始める。そのサンタを、一目見てお菓子をもらおうと、家族全員が外に出て、みんなが車を追いかけます。

クリスマス前に行った旅行先(コスタリカ国内)でも、大音量サンタと共にマーチングバンドもいました。

毎日のように耳にしたクリスマスソングはこちら♪

気づいたら、このクリスマスソングを口ずさんでいる自分にも気づく。

12月24日は招待してもらった友人のホストファミリーが、毎年どんな風にクリスマスを迎えるかを教えてくれました。

クリスマスツリーを設置したら
12月上旬頃に、子どもたちがサンタに手紙を書く。

そのサンタが手紙を取りにくるので
来てくれたサンタにミルクとパン、
トナカイには人参をツリーの下に用意するとのこと。

12月中旬頃になると、ツリーの下にプレゼントが集まり始めます。

お父さん、お母さん、子どもたち一人ひとりにプレゼントが用意され
子どもたちは特に、わくわくしながらクリスマスの日を待つんだと思います。


そして24日の夜に、プレゼントをみんなで開ける。

包装紙で包まれたプレゼントを
ドキドキしながら開ける子どもたち。
こうやって喜んでくれる顔を見ると、プレゼントを選ぶのも楽しく感じるなぁと思ったり。

24日の夜は、日本の大晦日みたいな雰囲気で、夜になるとそれぞれのお宅から楽しそうな会話や音楽が聞こえてきて、

0:00近くになると、街中で花火が上がりました。

毎日半袖で過ごしていて、寒くないクリスマスは、どこか実感が湧かないような気がしていましたが
こうして書いてみると11月頃からこの土地ではクリスマスの風が吹いてきていました。

12月。日本では師走ですが
コスタリカではゆったりとした年末が訪れています。

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