16.夢だったマンションサロンへの移転
私が、まだOLだった頃にひとりでマンションでアロマサロンを開業している方のサロンにお邪魔したことがありました。
街中にある大手のエステサロンでもなく、スタッフが何人もいるサロンでもなく、おひとりでマンションの一室で施術メニューはボディとフェイシャルのアロマトリートメント。
最新のマシンがあるわけでなく、高額な回数券や無理な売り込みがあるわけでなく、1対1でゆったりとした時間が流れ、私の時間を味わうことができてとても癒されたんです。
誰にも邪魔されることなく、私のためだけの時間を作ってもらえる空間ってとっても素敵だなって思いました。
”こんなふうに女性が一人で働くことができるんだ”
まだその頃は起業ブームもなかったし、自宅サロンやひとりサロンも少なかったと思います。
今思えば神様からのお知らせだったと思います。
「こっちだよ」って
そしていつしか「私もこうやってマンションの一室でサロンを開きたい」と夢見るように・・・
でも開業当初は、お金もそれほどなく、お客様もゼロの状態だったので家族のサポートもあって実家の一室でサロンを始める事ができました。
ここからのスタートは本当に良かったと思います。
最初からマンションを借りていたら、きっと数ヶ月で閉店となっていたと思います。
その理由はまた後日笑
実家でサロンを開業して2〜3年のうちに、ありがといことに売り上げが安定してきて、お客様の来店頻度も多くなり、出入りの時にうっかり遭遇することとかもあって家族に対しての遠慮が出てきたんです。
”これは家を出るサインかな”
”夢だったマンションで私の城をつくってみよう!”
私の一つの夢が叶いました♡夢は叶ってからが始まりだなって思います。2007年にひとりサロンを開業して、現在、2021年・・・14年続けられている幸せ。
OLの時は、長続きせずに何か違うなー、このままでいいのかなーとモヤモヤしていたのは、”この道があるよ”というサインだったんだなって思います。
何か違和感っていうのは、見逃してはいけないなって思います。
これは、サインだから!!
これからもいろんなサインに敏感でいたいなって思っています。どんな道を歩んでいくのか、これからも楽しみです。