【The friends of Ringo Ishikawa】勉強の合間に人を殴る
【The friends of Ringo Ishikawa】というゲームを最近やった。
ドット絵2Dスクロールアクション。
私はドット絵がめちゃくちゃ好きだ。
物語のあらすじ
開発はロシアのインディーズゲームスタジオyeo
主人公の石河倫吾は仲間を引連れ喧嘩に明け暮れる思春期の男の子。
物語は駅での喧嘩から始まります。
それから一年後、職員室で担任の町田先生に「このままだと留年だ」と言われ身の振り方を考えます。
元々空手をやっていた倫吾はコーチにも戻らないかと誘われるし、担任にも勉強を頑張ってみないかと、何かと器用になんでも出来るタイプ。
ここでプレイヤーは倫吾にどんな生活をさせたいか決めれるのですが、自由度が高いしマップも地味に広い。
感想
とりあえず奨学金もらってゲームとか煙草買いたかったので勉強を頑張った。
基本1、2時間寝たら平気な子なので9時にはダッシュで学校行って夜は勉強。
ほんで放課後14:00からは喧嘩しまくったり、仲間とつるんでウロウロ。
放課後の時間は、ボクシングジムやトレーニングジムに行って体力を上げたりパンチ技増やして強くすることも可能。
トレーニングジム行くと体力は500とか600まで上げれる。
イベントのフラグはイマイチ分からなかったけど喧嘩をしすぎて果たし状もらうイベントがありました(笑)
もちろん倒した後は小銭回収。こいつは頭やったから結構持ってたな。
他にもチーム石川の面々はなかなか個性的で良かった。
●趣味を持てと仲間に言われ演劇に参加する吾郎(花子と仲良くなりたいから)
●試合前に喧嘩で骨を折る健
●ギャンブル中毒になりヤクザから金を借りてしまう将
●彼女に浮気される四郎
なんかアホやな〜こいつら青春してんなって楽しくなりました(笑)
恋愛の気配はありつつ倫吾は一切興味が無い模様。硬派なツッパリってやつ?
将が借金の落とし前つけるためにヤクザになるしかないっていうイベントでは倫吾が一緒に返すので、ダチだから許してやってくださいって頭下げるとこがアツイなーと個人的に好きなとこ。
このゲームはいつまで続くのだろう、エンディングってなんだろうと思ったら、四郎の彼女の浮気相手をシバいた吾郎が重態になりみんなで殴り込みに行くというイベントが発生。
しかし、各々の世界や生活、現実を見た仲間たちは誰も着いてこず倫吾1人で殴り込むところでスタッフロール。
倫吾の義理堅い姿がかっこいいと思いつつ義理だけじゃ暮らしていけない現実を突きつけられて、虚しいエンドでした。
あんなに勉強も頑張って、先生に言われた課題もこなす優等生(道行く人は殴るけど)になってたのにこの先どうなるんだろう…。仲間とのアツイ友情は?チーム石河はどうなったの?となかなか唐突でした。
他の仲間は恋人や自分の世界など持つ中、倫吾だけは何者にもなれないという思春期の葛藤や退廃感を匂わせるゲームでした。
このゲーム曲もすごくいいんですよね。サウンドトラックあるならほしいな。
殴り合いとは程遠い自分の学生生活と重ねて、羨ましかったり苦酸っぱかったり色々な感情が込み上げました。
攻略や情報サイトを見てみると他にもいろいろなイベントがあるみたいなので、しばらくしたらまた1からやってみたいと思う。
勉強の合間に人を殴る学生生活皆さんも体験してはいかがでしょうか。
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