「ラカンの精神分析」 新宮一成
講談社現代新書 講談社
罪と欲望との奇妙な倒錯関係
ラカンの精神分析の本の始めの方。罪と欲望に関する面白い考え方が載っている。達成されたところで罪悪感がなくなる…とか、欲望は欲望が満たされえぬものだからこそ起る…とか。
あまり(ってか殆ど)理解できていないので、間違えて理解しているところもあるかも(笑)。
でも、ラカンの人生って凄まじくドラマティック…来年の大河ドラマはラカンの生涯で!(意味不明…)
(2008 03/28)
L図とは郷愁の形
昨日読んだところは、L図(シェーマエル)。何せ、断絶期間が長かったので、前読んだ内容が思い出せない。確か、かなり面白かったはずだ。えーっと、えーっと…
って思い出そうとしているうちに、前に読んでいた自分の姿が浮かんでくる。なんか楽しげに読んでいる図が。あの時の感覚は二度と自分には戻ってこないのかなあ、自分の中に郷愁めいたものが形づくられてくる。
ああ、そうかもしれないぞ。このL図で言語活動(他者の語らい)からS(フロイト言うところのエス)へ向かう点線を今擬似体験しているのかも…
という捉え方はいかがだろうか?
まあ、実際の症例はこんなものではないだろうが…
(2008 05/13)
(こんな理解ではなんなので(笑)、これも再読したい…)