「南に向かい、北を求めて -チリ・クーデタを死にそこなった作家の物語」 アリエル・ドルフマン
飯島みどり 訳 岩波書店
読みかけの棚から
読みかけポイント:解説を少々…
チリの作家・評論家ドルフマンの自伝。彼はアジェンデ政権のかなり近くにいたらしい。
まず、表紙。本の表紙にはクーデタで破壊された大統領府の窓が、反対側にはその3年前、同じ窓で手を振っているアジェンデ大統領夫妻の写真が。
章のタイトルが、「…死に出会う章」と「…生とことばに出会う章」というのが交互に現れる。各章は年が付されているが、全く年代順では並んでいない。ドルフマンの自伝?は続編もある模様。
(2023 10/01)
訳者解説から。ここでの飯島氏の解説が充実…
ここで飯島氏が参考にあげているのが、ベネディクト・アンダーソン(ベネディクト・アンダーソンの自伝今読み中)と田中克彦(こちらも何冊か読んだ)なのでびっくりした。
ある人物の言語使用局面が単一の層ではなく、複線の言語がせめぎ合って表面に上がってくる、という状況…
(ドルフマンの場合はスペイン語と英語)
(2023 10/04)
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