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とりあえず調べていると見えてくるものがある

ほぼ強制的に調べなきゃいけない環境にあったことへの感謝


自己理解プログラムの最終章(?)では「やりたいこと」を見つけたらどう実現するのかというワークもあります。その中でロールモデルを探すというものや、目先の目標、1年後の目標など今後自分がどう動くかを具体的に考えるシステムが用意されているのです。

私のように常に何か考えてはいるけれどアウトプットしていない人間にはコーチという監視員がいて、次回の課題として出されるくらいがはじめの一歩としては丁度いい環境でした。

①ロールモデル


「まちづくり」に関しては本やネットの中に情報自体はたくさんあって、色々な方が発信してくださっています。ですが、やはり大学で都市計画について学んでいた方や大手企業でそういう事業に携わってきた方が多いです。

市民レベルで「まちづくり」をやっている方は絶対いるとは思うのですが、そういう方は大々的に発信されていない可能性はあると感じました。なので完璧なロールモデル(という表現が正しいかはわかりませんが)を探すのは難しいかもしれません。

ただ著書を出されている専門家の方達は皆さん「一市民でもまちづくりはできる」というようなことを書かれているので、その言葉を励みに色々な面から取っ掛かりを探します。

②自分の住んでいる地域のNPO団体


私の思いつく取っ掛かりの1つが地元のNPO団体だったので、地元にどんなNPO団体があるのかを調べてみました。

すべてのNPO団体がネットで調べられるようになっているかはわかりませんが、私の住んでいる地域には「まちづくり」に繋がりそうな活動をしているNPO団体が見つかりませんでした。

福祉関係の団体が多いので、必ずしも無関係とは言えないですが自分のやりたいことを考えるとかなり遠回りになってしまいそうです。

③参加できそうなセミナー


私の思いつくもう1つの取っ掛かりが商工会議所です。商工会議所主催のお祭りなどがあるのは知っていたので、セミナーやワークショップも行っているのでは?と思い調べたところ、ありました!

ただ定期的に行っているというものでもないらしく、機会を待つという状態です。
更にオンラインや行ける範囲に広げて探してみましたが、こちらも機会待ちといった感じでアンテナを張っておくに留まっています。

④自分の住んでいる地域の魅力・課題


自分の住んでいる地域に愛着を持っている人でも意外と魅力や課題を文字に起こしたりまではしないのではないでしょうか。魅力や課題を書き起こすことにすごく意味を感じるとは思っていませんが、アウトプットや言語化の練習のためにどちらも10個ずつノートに書いてみました。

地域の魅力

  • 都心へのアクセスが良い

  • 住民の平均年齢が若い

  • 治安が良い

  • 教育熱心…

地域の課題

  • 車が無いと不便

  • 病院が少ない

  • 水害リスクが高い

  • 不法投棄が多い…


私が感じる魅力と課題の一部です。どちらも5個くらいまでは調べなくてもすんなり出てきましたが、10個出そうとすると意外とちゃんと調べないと出てこないな…という印象です。

以前から比較的関心が高い人間でもこんな感じなので、そうでない人からしたら街の魅力や課題を普段から意識したり言語化すること自体をあまりしないと思います。

誰かが言語化することで初めて認識することもあると思うので、そういう小さなきっかけが大きなムーブメントに繋がる事もあるかもしれません。

自分の課題


私の課題はたくさんありますが、一番は仲間を見つけることです。
小さなところからコツコツ始めようとは思いつつも1人ではどうにもならないことのほうが多いと思うので、まずはまちづくりのことを気軽に相談できる相手や場所、環境を見つけなければと思います。

実行力の乏しい私からすると最初からかなり高いハードルなのですが、(おまけに人見知り)同じ熱量をもって同じ目的に向かう人達と何かをするのってワクワクしますよね。

まとめ


今回のタイトルのビジュアルは子供と一緒にCanvaを使って作りました。子供は授業でCanvaを使っているので、細かい操作を教わったりデザインの微調整を「ここをもっとこうしたいんだけど…」と相談したりしてアイデアをもらったりが楽しかったです。

こんな小さな作業でも人とやるのって楽しいなと改めて感じられるいい時間になりました。

読んだ本の紹介


「まちづくり幻想」木下斉
まちづくりはただお金をかければいいというものではない!という補助金事業の失敗例や、小さなムーブメントが良い環境を創り出した例などがわかりやすく書かれていました。

私は無知なのでたまにわからない専門用語などもありますが、新しい言葉を知るきっかけでもあります。市民レベルでもできることはある!と勇気を貰える一冊でした。

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